宝くじ1億当選、払う税金は〇〇円!?お金のプロならこう使う!
皆さんは宝くじを買ったことはありますか?今回は宝くじの種類や税金に関してお伝えします。
宝くじの種類
日本国内では6種類の宝くじが販売されています。
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ジャンボ宝くじ等の普通くじ
組・番号などがあらかじめ決められており、抽選で決定した当せん番号と一致すると、当せん金を受け取れる。発売額やエリアによって「ジャンボ宝くじ」、「全国通常宝くじ」、「ブロック宝くじ」の3種類がある -
Scratch(スクラッチ)
削ったその場で当たりがわかる宝くじ -
LOTO(ロト)
自分で数字を選ぶ選択式宝くじ。選択する数字の違いで3種類のくじがある -
BINGO5(ビンゴ5)
自分で数字を選ぶ選択式宝くじ。計8個の数字を選ぶ -
NUMBERS(ナンバーズ)
自分で数字を選ぶ選択式宝くじ。選択するケタ数の違いで2種類のくじがある -
着せかえクーちゃん
自分で絵柄を選ぶネット専用くじ
いかがでしたか?皆さんはすべてご存じでしたか?
購入できる場所
宝くじを購入する方法はいくつかあります。
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宝くじ売り場で買う
ジャンボ宝くじ等の普通くじ、スクラッチ、ロト、ビンゴ5、およびナンバーズが購入できます。 -
宝くじ公式サイトで買う
ジャンボ宝くじ等の普通くじ、ロト、ビンゴ5、ナンバーズ、および着せかえクーちゃんが購入できます。 -
金融機関の販売サイトで買う
一部の銀行のWebサイトで、ジャンボ宝くじ等の普通くじ、ロト、およびナンバーズが購入できます。 -
ATM宝くじサービスで買う
一部の銀行のATMで、ロトおよびナンバーズが購入できます。
インターネットの公式サイトや提携銀行のATMなど街中の宝くじ売り場だけではなく、さまざまな購入方法が用意されています。
2021年度の高額当せん額(1等~3等まで)
宝くじといえば気になるのは当せん金額ですね。5大ジャンボと呼ばれるジャンボ宝くじの当せん金額を並べてみました。
ジャンボ宝くじ以外ではロトくじで最高10億円、スポーツくじであるMEGA BIGで12億円の当せんがあります。(キャリーオーバー:当せん金の持ち越しを含む)
宝くじの受け取り方
宝くじの受け取り方は購入方法と当せん金額によって異なりますが、基本的な受け取り方法を紹介します。
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宝くじ売り場で購入した場合
1当せん金または1口あたり1万円以下の当せん金のみの場合は、宝くじ売り場かみずほ銀行本支店(一部を除く)で受け取れます。
1当せん金または1口あたり1万円を超える当せん金を含む場合は、みずほ銀行本支店(一部を除く)で受け取れます。 -
宝くじ公式サイトで購入した場合
サイトに登録している銀行口座へ振り込まれます。 -
金融機関の販売サイトで購入した場合
宝くじを購入した際に利用した口座へ自動で振り込まれます。 - ATM宝くじサービスで購入した場合
宝くじを購入した際に利用した口座へ自動で振り込まれます。
家族に分配する場合は贈与税や相続税が必要?
さて皆さんの手元に前後賞合わせて10億円の宝くじの当せん金がやってきました。どれくらい所得税を納税する必要があるのでしょうか?
答えは0円、税金を支払う必要はありません。
宝くじの当せん金は金額の大小にかかわらず所得税や住民税は非課税扱いになります。翌年の確定申告も必要ありません。ただし当せん金を家族や家族以外の誰かに贈与した場合、110万円の基礎控除額を超えると贈与税が発生します。また将来的に宝くじの当せん金を相続する場合は相続税の対象資産になります。
3億円当せんしたらFPはどう使う?
この質問が一番難しいですね。パァーッと使うというのも夢がありますが、とりあえずの分け方を考えてみましょう。筆者であれば以下のように分配します。
・現金5000万円
・公社債ファンド 5000万円
・不動産1億(都心部もしくは駅近の中古ワンルームマンション、500万円相当の物件を20戸)
・投資信託で1億円(株式多めのバランス型)
というポートフォリオです。
まとめ
「夢を買う」ということで、売り上げは下がりながらも根強い人気の宝くじ。筆者も普段は宝くじを購入することはありませんが、年末ジャンボの列を見ると10枚一口ぐらいは買ってもいいかなと思います。当せんしても税金の心配はとりあえず不要です。買わなければ当たらない宝くじ、皆さんは今年どうしますか?