世界と日本の稼げる仕事、ドバイの公務員驚愕の年収は?
世界には、日本人の常識では考えられないほど儲かる仕事がたくさんあるようです。そこで今回は、世界の平均年収1000万円以上の仕事を探してみました。日本で平均給与が高い業種もご紹介します。
平均年収1000万以上がずらり!世界の稼げる仕事
ドバイ(アラブ首長国連邦)の公務員 平均年収4000万円
お金持ちの国と言われると名が上がる中東の都市ドバイ。そんな都市にかかわる仕事をする公務員の平均年収は4000万円もあるそうです。
日本の公務員も平均年収700万円で高めですが、その約5.7倍も上回る給与をもらっているというのは衝撃ですね。
しかも、ドバイは個人所得に対して税金がかからないので、支払われる給与の全額が手取りとなっているのはうらやましい限りです。
アイスランドの漁師 平均年収2500万円
世界有数の漁場として知られるアイスランド。漁獲量も多く、全世界へ輸出していることから平均年収もかなりお高くなっています。日本も遠洋漁業などは年収が高いと言われていますが、アイスランドは桁違いです。
アメリカの情報システムマネージャー 平均年収1600万円
アメリカのシリコンバレー(カリフォルニア州)や世界を代表する物流の大手Amazon.comの本拠地があるワシントン州をはじめとするIT企業が集まるエリアは、テック系が稼げます。
テック系の中で最も稼げるのが「情報システムマネージャー」。IT関連業務を総括する部署の本部長のようなポジションの職種です。IT関連のニーズ調査や、業務システムのアップグレードなどを上層部へ提案するなど、IT業務全体の目標を達成するために業務を統括するのが主な仕事です。
平均年収は1600万円ですが、地域によっては平均年収2000万円オーバーとなることも。雇用の需要が高い仕事なので、エンジニア志望の人はチェレンジしてみてはいかがでしょうか?
ハリウッドのスタントマン 平均年収1200万円
迫力のあるシーンに欠かせないスタントマン。映画の本場ハリウッドのスタントマンは平均年収1000万円超えとなっています。
給与は固定給ではなく、1アクションあたりいくらといった単価制が主流。危険なアクションも多い命がけの仕事であるため、危険度の高いアクションほど高単価となっているそうです。
日本のさまざまな平均年収
世界の儲かる仕事を見てきましたが、日本の給与事情も気になりますよね。業種や職種などによって差はありますが、ここではさまざまな平均値を見ていこうと思います。
日本全体の平均年収
国税庁が発表しているデータを見ると、男性の平均給与は567万円、女性は280万円で、男女の平均値は461万円となっています。
出典元:国税庁
日本で平均給与が高い業種は?いくらもらっている?
日本において平均給与が最も高い業種は、化学工業です。平均年収は569万円となっています。次いで、金融保険・不動産業が557万円という状況です。全体の平均給与よりも約100万円以上高くなっているので、日本で稼ぎたいと思っている人は化学工業や金融保険・不動産業は注目しておきたいジャンルと言えるでしょう。
出典元:国税庁
日本で稼ぐには?
年功序列が無くなってきているとはいえ、今の日本の傾向から見ると、長く働き続けることは稼ぎを増やすひとつの方法と言えるかもしれません。
実際、平均給与を年齢層別に比較すると、女性については年齢別の差はほとんどありませんが、男性は年齢が高くなるほど給与が高くなる傾向が見られます。特に、50~54歳の層は平均給与が707万円もあります。
また、勤続年数30~34年の層が平均年収730万円でもっとも高くなっていることから、勤続年数も長くなるほど高くなる傾向が見られます。男性に比べ、女性は勤続年数による給与差は少ないものの、長くなれば高いという傾向があるため、長く働けそうな勤務先を選ぶとよいかもしれませんね。
※参考:国税庁「1 平均給与」
平均年収1000万円超えはうらやましい限りですね。日本と同じ仕事でも、国が変われば給与も大きく違ってきます。世界に出て、一旗揚げてみようと思っている人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?