お金

「PECDメソッド」は、お金を増やしたい人の王道の方法!

お金をとことん増やしたい人のための「資産運用」超入門 泉 正人

「PECDメソッド」は、お金を増やしたい人の王道の方法!

そろそろ資産運用を始めてみたいと思っているみなさん。ようこそ、泉先生の「資産運用 超入門」講座へ。

この講座は、「お金をとことん増やしたい!」と考えてはいるものの、「まだ何もはじめていない」、「何からはじめていいかわからない……」という人に、自分に合った資産運用法を見つけ、実際に行動に移せる力を身につけてもらう講座です。

資産運用の方法をマスターできれば、夢や目標をかなえたり、老後にゆとりを持って暮らしたりするための資産を自分でつくることができるように。さぁ、心もお金も豊かに、自分らしいライフスタイルを楽しめる人生をここから手に入れましょう!

「9つの質問」で、自分のタイプを知ろう

さていよいよ、結果を出している人に共通している資産運用の実践方法を紹介していくよ。

楽しみです!

これまで資産運用の基礎知識や、金融商品、資産運用法にはどんなものがあるかを紹介してきたよね。これらは学校で教わることがないし、難しいと感じたかもしれないけど大丈夫。これからその知識を活かして行動していくと、お金が増えたということを実感できるようになり、だんだん楽しくなってくるはずだよ。

そうであることを願いたいです!

でも、ここで「お金を増やす資産運用には、ルールがある」ということを話ししておかなくちゃならない。

ルール、ですか!?

そう。そのルールを知らずに資産運用を行うと、お金を増やすことはとても難しくなるんだ。

おっと…。

ではまず、自分のタイプを診断してみようか。次の「9つの質問」に、「はい」か「いいえ」で答えてみてもらえるかな?

さて、どちらにチェックが多くついたかな?

「はい」に6つ、「いいえ」に3つです。

ほほぅ~。

えっ!?

実は、資産運用には「資産が減るリスク」と「資産が増えず、将来の生活が苦しくなるリスク」がある。この9つの質問は、どちらのリスクが高いかがわかるものなんだよ。

どちらのリスクも避けたいところですが…。

9つの質問のうち、左側の「はい」に5つ以上のチェックが入った人は、「資産が減るリスク」よりも、「資産が増えず、将来の生活が苦しくなるリスク」、つまり「老後資金の不足リスク」のほうが大きいと思われる。

僕は、「資産が増えず、将来の生活が苦しくなるリスク」派か。ははは…。

でも大丈夫。そのパターンの人は、これから紹介する「PECDメソッド」のとおりに資産運用を行うと、「老後資金の不足リスク」を解決できるようになると思うよ。ただそこで「減らさない資産運用」をしても、お金は増えない。「老後資金の不足リスク」という本質的なリスクは解決できないんだ。

えっ、じゃあどうすれば…?

「お金を増やす資産運用」を行うことが必要になるんだ。今の社会構造では、貯金だけではなかなかお金が貯まりにくくなっているよね。

そうですよね。昭和の時代は、年々給与が上がっていくことがあったみたいですし、貯金をしていれば年8%とか、ものすごい金利がつくこともあったみたいですけど。

さらに、納めた年金額以上の年金を受け取れるかどうかもわからない今の時代、僕たちは、老後に迫ってくる「老後資金の不足リスク」を解決する方法を行っていく必要があるんだ。

もう、心の底から知りたいです。

よし。なお9つの質問のうち、左の「はい」に0か1つしかチェックがついていない人は、今回の講座を飛ばしてもらっても大丈夫。後日開講予定の「お金を減らさない守りの運用」の講座に参加してもらおうかな。

「はい」が2~4つだった人はどうですか?

資産を増やして「老後資金の不足リスク」をさらに減らしていきたい場合は、この講座に参加してもらえたらと思うよ!

「PECDメソッド」って、なんだろう?

では早速、よろしくお願いいたします!

これは、僕が17年間かけて構築した独自の「資産形成メソッド」なんだ。「お金をなるべく減らさない運用」ではなく、「お金を大きく増やす運用」が必要となったら、今から説明する「PECDメソッド」をマスターしてほしい。

PECDメソッド。

そう。このメソッドは、多数の資産運用成功者の体験のなかから、共通する成功パターンを抽出・分析して、どんな人でも資産構築が実現できるように、再現性を高めたもの。次の4つの期に分けて資産運用を考えていくというものなんだ。

 PがPLAN(計画期)、EがEXPERIENCE(経験期)、CがCONCENTRATION(集中期)、DがDIVERSIFICATION(分散期)ということですね。

そう。このステップどおりに進んでいくことで、お金を大きく増やすことができるようになる。豊かな人生を送るための基本セオリーとなるんだよ。

ほぉ…。

まず、高いリターンを望むために必要なのは、「集中投資×知識・スキル」。前回話したけど、分散投資では値動きも穏やかで、大きく減ることがないかわりに、大きく増えることもないんだ。

ステップが進むにつれ、「自分の得意分野に集中投資する」でしたっけ?

そうそう。そうすることで、ほかの人よりもリスクが低い状態で、高いリターンを実現できる状態をつくり出せるようになる。僕が言いたいのは、漠然とお金を増やしたいと考えていても、やり方が手探りではなかなか結果に結びつかない、ということなんだ。

そこで、この「PECDメソッド」。

そう。このメソッドで戦略的に知識と経験を底上げして、結果につながる運用を行っていこう。次回より、「PECD」をそれぞれ順番に解説していくよ。

よろしくお願いいたします!

まとめ

資産運用には「資産が減るリスク」と、「資産が増えず、将来の生活が苦しくなるリスク」があります。

それらリスクをできるだけ回避するために、ぜひ取り入れて欲しいのが、泉先生が構築した独自の「PECDメソッド」。

4つの期に分けて資産運用を考えていくというもので、実践すると、戦略的に知識と経験を底上げし、結果につながる運用が行えるようになります。

手探りで、なかなか結果に結びつかないという人はぜひ!

次回からは、「PECDメソッド」について具体的に解説していきます。お楽しみに!