長崎発、週末プチトリップにおすすめ!見どころいっぱい「平戸」「島原」観光スポット
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長崎には見どころいっぱいの観光スポットやグルメが充実!長崎市内から週末を利用して気軽に旅できる人気エリア、「平戸」「島原」のおすすめをご紹介します。
九州本土最西端の街「平戸」は観光スポットの宝庫!
平戸市は九州本土では最西端の街。旧平戸藩松浦氏の城下町であり、中国やポルトガル、オランダなどとの国際貿易港として栄えた地で、今でもその名残を感じることができる異国情緒あふれる観光スポットが充実しています。
観光スポットの定番としておさえておきたいのは、「田平天主堂」や「平戸オランダ商館」。「田平天主堂」は明治時代に建てられたレンガ造りの教会。長崎県を中心に多くのカトリック教会堂建築を手がけた大工「鉄川与助」の設計、施工物として知られています。また、「平戸オランダ商館」は鎖国前の江戸時代初期、日蘭交流の拠点として使用されていた建物。幕府により取り壊されましたが、2011年、忠実に復元された貴重な建造物です。
「海鮮丼」「鯛茶漬け」や「平戸スイーツ」など充実のグルメ
平戸は新鮮な海の幸がリーズナブルに楽しめるのも魅力です。平戸名物として知られている「鯛茶漬け」は平戸の家庭に伝わる郷土料理で、各家庭、そして店舗によっても味わいが異なるのも楽しいポイント。食べ比べもオススメです。また、コスパ抜群の海鮮丼も外せません!モチモチの太麺に地元の野菜や名産の河内かまぼこが盛りだくさんの「平戸ちゃんぽん」もおさえておきたい一品です。
もちろんスイーツも充実!平戸の4大銘菓といえば「カスドース」「牛蒡餅」「花かすていら」「鳥羽玉」。その他にもミルクセーキや麩まんじゅう、きなこロールなど充実のラインナップで目移りすること必至です。「松浦資料博物館」では鎮信流による呈茶を頂きながら伝統的な平戸スイーツを楽しめるスポット。観光とグルメを兼ねられるのも高ポイントです。
「島原」では歴史に想いを馳せた静かな旅がおすすめ
島原城や武家屋敷、そして雲仙普賢岳が有名な「島原」。長崎県の南東部、有明海に面した島原半島の東端に位置する街です。歴史的な街のたたずまいをはじめ、名水百選にも選ばれた街中を流れる豊富な湧き水、そして島原温泉と、大人が静かに旅をするのにピッタリの観光資源が揃っています。
散策におすすめの武家屋敷は、昔は700戸の屋敷が軒を連ね、鉄砲隊の居住地でもあったことから「鉄砲町」とも呼ばれていたそうです。道路の中央には水路が設けられ、豊富な湧き水を生活用水として利用していたとか。現在は約400メートルの町並みが保存されており、当時の雰囲気を味わうことができます。
島原伝統スイーツといえば「かんざらし」
島原の伝統スイーツ「かんざらし」はチェックしておきたい一品。特に夏場は街中のお店の多くが提供する銘菓です。「きざら(中双糖)」とはちみつを混ぜたシロップに白玉だんごを入れて食べるシンプルなお菓子ですが、天然の湧き水を使って作られているので、美味しさは格別!武家屋敷内の無料休憩所「しまばら湧水館」では、「かんざらしづくり」の体験も可能です。
島原観光の合間にぜひ立ち寄りたい店が、「茶房&ギャラリー/速魚川(はやめがわ)」。こんこんと湧き出る水を使った料理や飲み物、スイーツを、緑豊かな中庭を眺めながら楽しむことができます。ここでの時間を楽しむために島原を訪れる人もいるほど魅力的なお店。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょう?
観光スポット、そして魅力的なグルメが充実している平戸、島原への旅。週末のショートトリップで街の魅力を堪能することができます。 歴史の流れを感じられるよう、少しアカデミックな知識も携えて旅を楽しみたいスポットです。