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オランダ坂も弓張岳もラクラク♪長崎県民におすすめの電動自転車3選

15万円でかなうコト

オランダ坂も弓張岳もラクラク♪長崎県民におすすめの電動自転車3選

PhotoAC

海と山に挟まれて平地が少ない長崎県。坂が多いから自転車で走り回るのは無理とあきらめていませんか。最近の自転車は、とってもパワフルでスマートに進化しています。長崎っ子も快適なサイクリングが楽しめる電動アシスト自転車を紹介します!

手強い坂道を攻略できる電動自転車って?

電動アシスト自転車 

 

長崎といえば坂の町。(財)日本開発構想研究所によると、傾斜度15%以上の傾斜地の割合が、長崎市は50.8%で全国3位。佐世保市は43.4%で7位、長与町も37.1%で13位と坂の多さはデータでも実証済みです。

坂道のせいで長崎育ちは自転車がちょっと苦手とか。自転車を買う人も少なくて、人口10万人当たりの自転車屋の数は下から2番目。長崎市は、県庁所在地や政令都市の中で、いちぱん自転車にお金をかけていない町なのだそうです。

そんな長崎県民にこそ、おすすめしたいのが最新の電動アシスト自転車、通称、電動自転車です。そのパワーは、テレビ番組の企画など、長崎の急坂や稲佐山を立ちこぎなしで登ったことで証明済みです。

電動アシスト自転車は、ペダルを踏み込むとモーターが作動して力強くお手伝い。その力でグンと前に進むのでこぎ出しがラクラクに。時速10km以下で走っているときは、人力1に対して最大2倍のアシストをしてくれる仕組みなので、坂道もしっかり登れます。

坂道向きの自転車を選ぶ1番のポイントは、アシスト力の強さです。バッテリー容量は直接登坂力には影響がありませんが、坂道が多いと電力も消費するので、できれば容量の大きいものがおすすめです。ただし、バッテリーが大きくなって重くなると、車体の取り回しがしにくくなります。重さにもご注意を。バッテリーの取り換えなどメンテナンスが必要なので、サポートがしっかりしている国内の有名メーカーがおすすめです。

急坂を登るアシスト力で選ぶなら「ヤマハPAS ナチュラ スーパー」

ヤマハPAS ナチュラ スーパー

 

ヤマハの電動アシスト自転車は、アシスト力の強さを星で表しています。最高6つ星の最新機種が「ヤマハPAS ナチュラ スーパー」。ペダルを踏む強さを感知するトルクセンサーと走る速さを測るスピードセンサー、ペダルの回転を感知するトランクセンサーを使った「トリプルセンサーシステム」が、自然でなめらかな乗り心地を提供してくれます。オートライト、4時間で充電できる充電器、スピードや電池の残量がわかりやすい液晶5ファンクションメーターなど、便利で使いやすい機能がついています。

付属のバッテリーは15.4Ahと大容量ですが、車体の重さは26型で 26.9kg、24型で26.2kgに抑えられています。強モードでも56km走れます。色はブライトブルー、レッド、カラメルブラウン、マットアッシュ、チタンメタリックの6色です。

ヤマハPAS ナチュラ スーパー

https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/lineup/natura-super/index.html

メーカー希望小売価格 13万9000円〈税別〉

安心設計の両輪駆動子ども乗せ自転車なら「ブリヂストン bikke GRI 」

電動アシスト自転車 bikke gri

 

bikke GRI 〈ビッケ グリ〉は、ブリヂストン独自の両輪駆動システム「デュアルドライブ」を搭載。前輪はモーター、後輪はベルトドライブが働いて、前から引っ張るように力強くアシストしてくれます。後輪プレーキをかけると自動的に前輪プレーキが働く仕組み。下り坂も少ない力で止まれて安心です。後輪は20型でママでも乗せ下ろしがしやすいサイズ。前輪は24型でパパが乗っても似合うデザインになっています。

バッテリーは11.5Ah相当で重さは32.1kg。パワーモードのときは約37km走行可能で、ブレーキをかけると再充電もできます。専用のフロントチャイルドシート〈別売〉をつければ3人乗りもできますよ。色はディープグリーン、リバーブルー、アンバーオレンジ、ダークグレー、ホワイトの5色です。

ブリヂストン bikkeGRI〈ビッケ グリ〉

http://www.bscycle.co.jp/products/result/result1.html

メーカー希望小売価格 13万3800円〈税別〉

取り回しやすい軽さで選ぶなら「パナソニック Jコンセプト」

電動アシスト自転車 Jコンセプト

 

パナソニックでは、「ビビシリーズ」がふだん乗りの人気商品ですが、他にもスポーツ車、子供乗せ、折りたたみ、BMXスタイルなど、いろいろなタイプがあります。自転車に不慣れな人におすすめしたいのが、「Jコンセプト」。アルミボディと20型の小径タイヤを採用しているので、車体の重さは18.3kgと軽く、取り回しが楽なことが大きなメリットです。

大きめボタンの「らくらくスイッチ」、自動的につくライト、こぎ始めを穏やかにサポートする「ふんわりスタート」など、走行しやすい工夫があります。バッテリー容量は12Ahで、パワーモードで約50km走れます。色は松葉、漆黒、白磁、紅緋の4色です。

パナソニック Jコンセプト

http://cycle.panasonic.jp/products/jelj/

メーカー希望小売価格 11万円〈税別〉


最新の電動アシスト自転車には、各メーカーごとに安全や乗りやすさの工夫がこらしてあります。できれば試乗してみて、合うのを探すのがおすすめ。各メーカーの特徴を比べて、しっかりチェックしてみてくださいね。