塩ビパイプがお洒落ラックに変身!自宅で簡単DIY
監修・ライター
ホームセンターで売られている塩化ビニールパイプ、略して塩ビパイプ。 下水道管や排水に使われる建築資材です。 ポリ塩化ビニルでできているので、軽くてリーズナブル。 エルボやチーズなどの継ぎ手と組み合わせると簡単におしゃれな棚やハンガーラックなどが作れます。
そこで今日は塩ビパイプを使っておしゃれなアイアン風の棚に見せるラックの作り方をご紹介。 シューズラックや本棚、グリーンや雑貨の飾り棚、キッチンの収納棚として幅広くお使いいただけます♪
「塩ビパイプ棚」の材料と使用する道具
・1×4材(19×89×900mm)・・・6本
・1×1材(19×19×267mm)・・・4本
・ビス(35mm)・・・24本
・塩ビパイプ(T13)
A 700mm ・・・3本
B 270mm・・・2本
C 230mm・・・2本
D 112.5mm ・・8本
E 92.5mm・・4本
F 85mm・・・8本
・エルボ ・・・ 4個
・キャップ ・・ 4個
・チーズ・・・14個
「塩ビパイプ棚」作成で使う道具
・ゴムハンマー・アイアンペイント
・スポンジ(塗装用)
・木工ボンド・ヤスリ紙・木部塗料(オールドウッドワックス)・ウエス(木部塗装用)
今回は最終的にブラックアイアン風に仕上げるので、下地が目立ちにくい黒パイプを使用しています。
「塩ビパイプ棚」の作り方
1)材料を図のように並べる。
2)順番に繋ぎ合わせて、同じものをもう一つ作る。
3)組み立てるときは左右上下のバランスを常に確認しながら、最後にゴムハンマーでしっかり奥まで叩き入れる。
※あまり激しく叩きすぎると割れることがありますのでほどほどに。
4)余っているチーズの穴を真上に向ける。
5)塩ビパイプAをしっかりと差し込み、
6)反対側の穴にもしっかり差し込む。
枠組みの完成です。
7)アイアンペイントのブラックとブロンズをスポンジで交互に叩き込むように塗装する。年季の入った鉄錆をイメージしながら♪
8)ポイントはきれいに塗らないこと。
部分的にわざとこってりと塗り凹凸感を出します。
9)棚板は1×4 材3枚を木工ボンドで接着し、側面から1×1 材を片側6ヵ所ずつビスで固定する。
やすり紙で木肌を整え、お好きな木部塗料でペイントする。
※今回はオールドウッドワックスのチュダーオーク使用。
10)棚板を本体にセットして完成!
11)本棚、グリーンや雑貨の飾り棚として、
12)シューズラックなど幅広くお使いいただけます!
より強度を強めたい場合は接着剤で繋ぎ部分を固定すると◎。
今回は後々バラして再利用することも考え、接着剤は使用していませんが、しっかりとゴムハンマーで叩き込んで固定すれば塩ビパイプでもそこそこの強度は出せます。
ただし、テレビなど重たすぎるものはNGです(汗)
13)サイズを変更する場合は上記を参考にしてください。
チーズの穴にはゴムハンマーでしっかり叩き込むと15 ㎜ほど入ります。
ただし使う塩ビパイプによって異なることがありますので、必ず実寸確認を行ってください。
切って繋ぐだけの簡単塩ビパイプ棚、ぜひDIYでチャレンジしてみてくださいね(^^♪