休日の過ごし方に新提案!シェア畑で野菜づくりはいかが?
農業女子って聞いたことがありますか? 今、若い女性に農業がトレンド。農林水産省が後押しする「農業女子プロジェクト」では農機具から肌着、ゴム手袋とさまざまな女性向けの商品開発が進んでいるそうです。転職まではしなくても、ガーデニングで土いじりすると心が癒されるもの。野菜づくりは育てる楽しみがあるし、安心できる作物が食べられるしといいことずくめ。シェア畑を借りて、週末農業女子になってみませんか。
市民農園や体験農園で畑作りにチャレンジ
ガーデニングで野菜づくりを始める手もありますが、もっと広い場所をと思ったら、シェア畑を探しましょう。県のホームページに市民農園の空き区画が掲載されていますから、希望の地区をチェックしてみてはいかが。農園によって、畑だけ、倉庫やトイレがある、指導員がいるなとの条件が違いますが、30平方メートルの畑が1年6000円ぐらいから借りられるようです。農作業の指導をしっかり受けたい人には、ふくおか農業体験農園があります。県内21カ所の農園が登録されていて、農園主の指導で野菜づくりができ、収穫までしっかり楽しめます。交流イベントが盛ん、有機栽培にこだわるなど、各農園にはそれぞれ特色があります。JAファーム福岡でも貸し農園が借りられます。早良区と西区に8カ所の農園があり、月に2回は巡回相談を受けられます。講習会もあり農機具のレンタルも可能です。収穫体験のイベントも行っているので、まずは体験してみるのもいいかもしれませんね。
おしゃれ農業女子の必須アイテム~日焼け除けグッズ
農作業すると日焼けが心配ですね。そこで、プロの農業女子がすすめる日焼け対策を紹介します。一年を通して日焼け止めを塗るのは当然ですが、虫除けやけが防止のためにも、暑い日も肌の露出を避けましょう。基本装備は帽子、長袖長ズボンにマスク。アームカバーや手袋で、腕もしっかり日差しをカットします。マスク替わりに豆絞りで覆ったり、サングラスを使ったりする人もいます。帽子はつばの広いUVカットのものを。丸福繊維の「ヤケーヌ」は顔の下半分を覆う日焼け防止専用UVカットマスク。おしゃれな柄もあるので、チェックしてみては。
機能性に「かわいい」「かっこいい」をプラスした農ファッション
シェア畑では、カジュアルでも着られるおしゃれなファッションを楽しみたいですね。2014年、2015年連続でグッドデザイン賞に輝いたのが「A-rue」の ロハス&農ファッション。足を大きく開脚できるデニムワークパンツは動きやすさ抜群。帽子、エプロンなどのアイテムも、機能的でありながら、ほっこりするかわいさがあります。「Noh Logic」は、着心地のよさと農家向けの論理的な機能を追及するブランドです。男女兼用で軍用カーゴパンツ、ミリタリージャケットがベースのかっこいいデザイン。ストレッチ素材で着やすく、ポケットなどにも農作業向けの工夫がされています。彼とペアで着てもいいかも。仕事用品店が立ち上げたブランドSun3Sanはカラフルなヤッケやパーカー、サロペットから長靴など、農業女子のかわいさを追求。農作業着のイメージを一新しました。かわいい色や柄が好きな方におすすめです。
体を動かす農作業は、体力づくりやストレス解消に役立ちます。週末はぜひお気に入りの農ファッションでシェア畑へ。安心な手づくり野菜が食卓に並ぶと、食生活も変わってもっと元気になれるかも。