住宅リノベーションに最大50万円の補助! 子育て世帯等を福岡県が応援
目次
子育て世帯や高齢者に暮らしやすい環境が整う助成
より快適に長く暮らすために、住まいをリノベーションするのは、今や珍しいことではありません。福岡県では、こうした中古住宅の再利用や多世代での居住の推進を目的に、高齢者や子育て世帯がともに安心して暮らすことができるよう、住宅リノベーションに対する補助がスタートしています。
中古住宅を購入し、子育てや親世帯との同居に快適なリノベーションを
① 夫婦の年齢が合計で80歳以下の世帯、または18歳以下の子どもがいる世帯で、住宅市場活性化協議会の「住まいの住宅診断」を受けた中古住宅を購入し、子育ての利便性を高めるために行うリノベーションを行う場合、リノベーション費用の1/3(限度額30万円)まで補助が受けられます。
② 親世帯と子世帯が近居・同居を行うためのリノベーション工事なら、さらに、かかる費用の1/3(限度額20万円)まで補助が受けられます。
※①と②を同時に行う場合は、最大50万円の補助が受けられる可能性があります。
親世帯住宅への同居なら、バリアフリー工事も対象に
また、若年世代または子育て世代が、親世帯の住宅(持ち家)に同居するために行うリノベーションの場合も補助の対象に。子育てに対応した改修として、広さ・間取りの変更や収納スペース設置などの居住性向上、耐久性や防水性を高める長寿命化、断熱・遮熱などの省エネルギー改修、窓・玄関などの防犯性向上のための改修など。
助成を受けるには、着工前に事前申請をする必要があるので注意しましょう。
適用期間は平成30年度まで。予算額に達した時点で終了となるため早めに申請を
既存住宅流通・多世代居住推進事業の適用期間は平成28年度から平成30年度までの3年間。この事業は予算が決まっているため、平成29年度は90戸までが対象でした。補助金額が予算に達した時点で終了するので、早めの申請が必要です。
また、福岡県の助成事業のほかに各地方自治体にも、リフォームの補助金があるので、居住する自治体の補助について確認しておくのもよいでしょう。
##参考資料・サイト
福岡県
一般財団法人福岡県建築住宅センター 平成29年度各市町村住宅支援一覧
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