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海外旅行はデビットカードがおすすめ!クレカにないメリットを詳しく解説 (2ページ目)

そなえる 中村 賢司

事前に知っておきたいデビットカードの注意事項

デビットカードすべてが海外で使えるわけではありません。

海外で使えるデビットカードは、VISAやJCBのマークが付いたデビットカードに限られています。国内でよく利用されているJ-Debitのデビットカードは海外では使えないので注意が必要です。J-Debitのデビットカードは注意点がもう一つ、銀行のキャッシュカードがそのままデビットカードになっているものが多いので、普段からデビットカードとして使っている方は注意してください。

また、デビットカードは銀行口座の残高以上に使うことができません。よって海外旅行へ出発する前には銀行口座へ入金しておく必要があります。

また、暗証番号も必ず確認しておくようにしましょう。デビットカードの利用時には暗証番号が必要です。普段から使っているカードであれば良いのですが、普段使っていないカードの場合は暗証番号を忘れていたり勘違いしたりしていることもあります。いざデビットカードを使おうと思っても暗証番号を間違えたり思い出せなかったりしたら慌ててしまいますよね。海外旅行へ出発する前には必ず暗証番号を確認しておきましょう。

基本的にはVISAやJCBのマークが付いているお店では使うことができますが、中にはどちらも加盟していないお店があります。すべての場所で使えるわけではありませんので、お店に入る前には必ずVISAかJCBのマークがあることを確認しておきましょう。

デビットカードを選ぶ時のポイント

国内でデビットカードを使うときは、店員さんに「デビットカードで」と伝えますが、海外でデビットカードを使う場合は、VISAかJCBのどちらで支払うかを伝えてください。

「デビットカードで支払います」というと、現地の銀行と連動したデビットカードと勘違いされて使えない場合があります。

デビットカードはクレジットカードとは違うのですが、デビットかクレジットかと聞かれる場面があればそのときはクレジットを選びましょう。

英語の苦手な私は、もじもじしながら「カードOK?」とその都度店員さんに聞いてカードを提示していました。国内で買い物をする際はカードを店員さんに渡しますが、海外では自分でカードリーダーに差し込むか、読み取らせることの方が多いようです。

海外のATMで現地通貨を引き出す方法

ATMで現金を引き出す人
【画像出典元】「iStock.com/ViktoriiaNovokhatska」

前述したように、私がデビットカードを使っていて最大のメリットと感じるのは、海外のATMで現地の通貨を引き出せることです。事前に国内で両替をしておく必要がないため大変便利です。しかし海外のATMを操作するには多少英語が理解できていないといけません。

まず自分のデビットカードに付いているマークがVISAかJCBのどちらかを確認してください。VISAのデビットカードの場合は、「VISA」か「PLUS」のマークどちらかが表示されているATMを選びましょう。JCBのデビットカードの場合は、「JCB」か「Cirrus」のどちらかのマークが付いているATMへ行きましょう。

街中のATMでも使うことができますが、屋外に設置されているATMもあるのでセキュリティー上心配な方は空港のATMを使うと良いでしょう。私の場合、慣れてきたら路上にある街中のATMでも現金を引き出していました。

ではATMの操作方法を、順を追って解説します。