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卯(う)跳ねる!その前に仕込んでいざ勝負!【初心者株投資55話】

ドタバタ!株投資ルポ うだひろえ

卯(う)跳ねる!その前に仕込んでいざ勝負!【初心者株投資55話】

うさぎ年、今年こそ跳ねる!

この記事が皆様に読んでもらえているということは、無事に2023年を迎えられたということでしょう。2023年もよろしくお願いいたします。今年こそは、「株で儲けた!その私の方法ズバリお伝えします!」ってなルポを書きたいものです。(と書きながらも無理感をひしひしと感じつつ)

今年は卯(うさぎ)年、アノマリー(理論的根拠があるわけではないがよく当たるとされる、相場格言)では「卯(う)跳ねる」と言い、景気が上向く、回復する年と言われているそうです。

うさぎだからというこじつけ感がいなめませんが、本当でしょうか。しかし、長引く不景気に家計直撃の物価高、コロナ禍もいつまでも終わりが見えない中、その言葉に希望を見い出したい気持ちではあります。

1年前の私からのメッセージ!新年のために、仕込みをする?

そういえば、この記事を書いている年末、手帳の12月のページを開いたらこんなことが記入してありました。

「株を仕込め!1月は上がるから!」

どうやら、去年の私からのメッセージのようです。
当時の記事を読み返したら、2022年寅年のアノマリーは「寅、千里を走る」で、1年を駆け抜けるべく購入しようとしたらお正月相場で割高感、ならば12月の安い時に仕込んでおけばよかった!という後悔の思いが確かに書いてありました。すっかり忘れておりましたが。

だんだん思い出してきました。2021年の12月もちょこちょこ株価チェックしていたのですが、安さを実感できないままズルズルと過ごし、気づけば「クリスマスラリー」(米国相場で言われるクリスマスから新年にかけての株価上昇)やら「掉尾の一振」(年内最後の取引日である大納会に向けての株価上昇)に遭い、買い時を逃したのでした。

しかし1年前は気づかなかったけど、「寅、千里を走る」って、千里を走ると言えば馬じゃないですか。それが、午(うま)年のアノマリーは「尻下がり」だそうですから、干支の動物そのままのイメージで言われているだけじゃなく、ある程度の経験則もあるということでしょうか。
ならば、「卯跳ねる」に賭けてみるべく、仕込みをしてみようと思います。

跳ねるべく仕込み用銘柄をチェック。果たして…?

株価情報と赤鉛筆
【画像出典元】「stock.adobe.com/moonrise」

この記事を書いている12/5の日経平均は終値27,820円で前日比+42円。9月に26,000円台だったところから少しずつ回復した10月・11月を経て、12月に入ってからは確かに下がり調子ですが、そこまで悪くない状態です。ここから年末にかけて、利確して現金にする動きが活発化することによって下がっていくのでしょうか。

みんな大好き値上がりランキングでは、+49%なんていう化け物のような銘柄も発見。
ジェイ・エスコムHLDGS<3779>という情報・通信業の企業で、前日の終値は102円だったのに、始値152円で高値152円安値152円、終値152円のストップ高。ちょっと何言ってるかわかりません。

解説している記事を読んでも、第三者割当増資を実施、新株発行、10.5%の希薄化。うん、さっぱりわかりませんが、事業の拡大を期待する動きが優勢になっているそうです。

100円台という、投資予算の少ない私にとって魅力的な株価も注目です。100株でも1万5000円ちょっと、なら300株くらい買っちゃう?なんて思ったりします。

しかしボロ株(低位株)には、以前痛い目に遭っています。そう、私の塩漬け株倉庫にもう2年ほどいる中外鉱業<1491>、現在株価29円。「鬼滅の刃」ブームで注目された関連銘柄ですが、アニメグッズ販売のコンテンツ事業が好調でも他事業が不調なことからブームの影響を受けず、跳ねられずに来ています。この時に、安いから買っちゃえ★と気軽には動いてはいけないこと、痛いほど身に染みました。

でも、中外鉱業って、マニア心をくすぐる、いいグッズを作ってるんですよ。先日も、Twitterで好きなアニメのグッズを見かけたので盛り上がっていたら、そのグッズを作っているのが中外鉱業だったんです。すごくいい子なんですよ。だから、きっと、いつか・・・と、塩漬け倉庫に戻しておきます。

ここはもう少し調べて、いわゆる割安株(バリュー株、実際の企業の価値に比べて低く評価されている株のこと)を見つけたいところです。

気になるのは、ここ半年ほど株価チェックをしている三菱自動車工業<7211>。私の塩漬け株、日産自動車<7201>とは対照的に好調な印象がありますが、12月に入って下がり調子。これは、年明け跳ねるのでは!?と期待してしまいます。まあ、自動車系ばかり買ってもなぁ、と思いはしますが、円安や物価高でも健闘している同社に熱い視線を送りたくなります。

あと数日、下がり具合を見て、仕込みをしていきたいところです。そして、飛躍の2023年に!