Chat GPTに『面白いコラムを書いて』と頼むと…!?質問の仕方が鍵?
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監修・ライター
ワタシ(中村修治)は、もう還暦。如何にして仕事でラクをするか!?を追い求めている。原稿やコラムの締切を迫られたら、さてどうしたものか!?と本棚を探ったり、Google検索をしまくったり、“書く”キッカケを外部にアクセスすることによって寄り添うところを見つけることにしている。
そして、とうとう2023年!!Chat GPTなるものがこの世に出現した。人工知能は、ここまで来ているのか!?今回は、この技術を活用したら、締切なんて怖くなくなるのか!?という実証をしてみることにした。
Q.お金持ちになるためにはどうしたらいい!?
ごもっとも過ぎる。Chat GPTさんは、賢い。賢いけど、面白くない。これは、聞き方が悪かったな!?工夫のない質問をすると、返ってくるものも平易である。これは、聞き方に、知恵が必要となる。
Q.私は億万長者になれますか!?
確率は非常に低い!!確かに!!Chat GPTさんは、こんな真っ当な人生訓を教えてくれる。こりゃ、怪しいコンサルタントやスピリチュアルの先生に駆け込む前に、一度、ハナシを聞いてみるのがいい。
きっと、聞いている「私」の条件や現在の状況等を詳細に書き込めば、もっと具体的なアドバイスも叩き出してくれる予感がする。
Q.私は社長失格でしょうか!?
泣けてくる!!慰めてもいただいた。何らかの成功を収めてきたから30年も社長やってるんですよね!?ありがとうChat GPTさん!!間違いなくカミさんの答えよりは、あたたかい。そして、血が通っている。
Q.面白いコラムを書いてください。
どうしたChat GPTさん!?全然、面白くないぞ!!マーケティングの基本的なことは書かれてはいるが、このコラムの出来においては、ワタシの方が気が利いている。「話題のChat GPTに『面白いコラムを書いて』とお願いしてみたら…!?」ってくらいのコラムにして欲しかったなぁ!?笑
Chat GPTさんと対峙するためには、その「聞き方」を凝ることのできる聞き手の教養やユーモアみたいなことが重要になるのだろうと思う。そこを放棄して、頼ることばかりになると、マジで人工知能さまに従属しなきゃいけなくなる時代がやってくる。いや、もうやってきているのだけどね!?
Q.人工知能技術がもっと進化すると物書きの仕事はどうなりますか!?
Chat GPTさんって優しいなぁ!?気を遣われている気がする。
まだ、なんとか大丈夫そうだ!!
いや待てよ!?
これも、人工知能様の策略かも!?
何処までがオリジナルで、何処までがChat GPTさんからの受け売りなのか!?その境目は、どんどんあやふやになっていくのだろうと想像する。行く着く先は“言葉なんて当てにならないよなぁ!?”という世界がやってくるのじゃないかな!?
社会人になって36年、ワタシは、凄い技術が事実をどんどんと書き換えていくことを目の当たりにしてきた。シンギュラリティ(AIが人間よりも賢い知能を生み出す)の時代、技術が人間を越えていく。
・・・であるならだよ、死ぬまでもっと生々しくエンターテイメントを生きていってやろうと考えている。こういう風に、生々しくChat GPTさんの力も借りて締切に追われてやろうと思う。
死ぬまで馬鹿でいたいと思う!!
なんせChat GPTさんは、不老不死だからね!?