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旅行直前の子供の発熱に備える!キャンセル保険がおすすめな訳は?

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旅行直前の子供の発熱に備える!キャンセル保険がおすすめな訳は?

【画像出典元】「Julia Zarubina- stock.adobe.com」

子供の体調不良は突然やってくるもの。旅行の出発直前に子供が発熱するなど体調を崩してしまうと、飛行機や宿、申し込んでいたツアーなどをすべてキャンセルすることになり、多額のキャンセル料が発生してしまうことがあります。でもご安心を。こうしたトラブルのために「キャンセル保険」というものが存在し、支払ったキャンセル料を補償してくれます。

今回は、キャンセル保険の特徴やメリット、加入がおすすめな人、そして相場などについて解説します。

キャンセル保険で補償される範囲

JALのジャンボジェット機
【画像出典元】「TonyV3112 -shutterstock.com/」

「キャンセル保険」は、旅行のキャンセル料を補填してくれる保険商品です。事前に保険に加入しておけば、かかったキャンセル料の一部もしくは全部を保険会社側が補填してくれます。

なお、キャンセル保険で補償されるのは、主に以下のような理由でキャンセルを行った場合です。

・体調不良
・怪我
・病気
・ウィルスへの感染
・交通機関の遅延や欠航
・身内の不幸
・妊娠
・参加予定のイベントやライブの中止
・学校行事の日程の変更
など

たとえば子供が出発直前で熱を出して寝込んでしまい、旅行をキャンセルすることになった場合も補償の対象となります。補償の対象や範囲は加入する保険商品によって異なるので、保険加入時にどこまで補償されるかをよく確認しましょう。

キャンセル料っていくら?

旅行のキャンセル料はどの程度の金額がかかるものなのでしょう。

参考として、「JAL国内ダイナミックパッケージ」を例に見てみましょう。旅行開始日の20日~8日前までのキャンセルであれば旅行代金の20%、旅行開始日当日のキャンセルであれば旅行代金の50%、旅行開始後であれば旅行代金の100%にあたる額をキャンセル料として支払うルールとなっています。

JALのキャンセル料
【画像出典元】「JAL 航空券+宿泊 (JAL国内ダイナミックパッケージ)取消料の確認方法

JAL以外でも平均的に20~100%程度のキャンセル料がかかる業者が多く、旅行開始日直前になるほど、キャンセル料は高くなるのが一般的です。

キャンセル保険の加入がおすすめな人

子供を連れて海外旅行へ出発
【画像出典元】「piai- stock.adobe.com」

小さな子供や高齢者を連れて旅行する人

小さな子供、高齢者、身体の弱い方など、体調を崩しやすく、直前まで身体のコンデションが読みにくい方と旅行をする場合にキャンセル保険は向いています。また季節の変わり目など、体調を崩しやすい時期に旅行をする場合にもおすすめです。

高額な旅行を予定している人

たとえば旅行代金が10万円、キャンセル料が50%の場合、支払う額は5万円です。一方、旅行代金が50万円、キャンセル料が50%の場合、支払う額は25万円となります。このように、旅行代金に比例しキャンセル料も高額になりますので、海外の長期ツアーなど高額な旅行を予定している人にキャンセル保険は向いています。

ツアーで申し込んでいる人

航空券+宿泊先+レンタカーのように、パッケージ化したツアー(募集型企画旅行、受注型企画旅行)をキャンセルするとキャンセル料が高くなりがちです。この場合にもキャンセル保険が役立ちます。

ツアーでなければあえて加入しないのもアリ

ツアーでなく、個人旅行で、航空券や宿泊先を個別に申し込んでいる場合はどうなるのでしょう。

航空券については、医師の診断書があればキャンセル料が発生しないことが多いです。たとえばANAの航空券は、医師(医療機関)が発行した診断書または証明書があれば、全額払い戻しできます。

宿泊先については、前日キャンセルで宿泊費の80%程度をキャンセル料として取るホテルもありますが、体調不良が理由のキャンセルであればキャンセル料を一切取らないホテルもあります。

このように、個人旅行であればキャンセル料を免れるケースもありますので、敢えてキャンセル保険には加入しないのも手です。もしくは後述する「航空券キャンセル保険」や「宿泊キャンセル保険」を組み合わせてみるのもよいでしょう。

※ただし、個人旅行でも多額のキャンセル料が発生するケースもありますので、キャンセル料がどれくらい発生するについて事前によくシミュレーションしておきましょう。

キャンセル保険の相場

航空機のミニュチュアの横で計算
【画像出典元】「Denys Kurbatov -shutterstock.com/」

キャンセル保険の保険料は、旅行代金(保険金額)に応じて変動するのが一般的です。

たとえばソニー損保の「海外旅行キャンセル保険」では、旅行代金5万円で620円、10万円で1240円、20万円で2470円、30万円で3710円、40万円で4940円と設定されています。

損保ジャパングループの「Travelキャンセル保険(国内)」の場合、旅行代金5万円で1270円、10万円で2530円、20万円で5060円、30万円で7590円、40万円で1万120円です。

このように保険会社によって若干差はありますが、保険料はさほど高額ではなく、大抵の場合は数千円程度の出費で済むことが多いです。

キャンセル保険のタイプ紹介

トランク2つと背後に飛び立つ飛行機
【画像出典元】「aanbetta- stock.adobe.com」

キャンセル保険にはいくつかタイプが存在します。それぞれの特徴を理解し、自分に合った保険を選びましょう。

キャンセル保険料※参考サービス
Travelキャンセル保険(国内)
Travelキャンセル保険(海外)
ANA「そらもよう」
AWPチケットガード少額短期保険「宿泊キャンセル保険」

多くのキャンセル保険は、国内向け・国外向けで区分しているため(ただし国内国外の両方を対象とする保険もあり)、自分の旅行先に合わせて保険を選ぶ必要があります。航空券や宿泊施設に特化したキャンセル保険もあり、個別に保険を掛けておくのもおすすめです。


キャンセル保険は、事前に数千円の保険料を払っておくだけで、キャンセルした場合に発生する数万~数十万円ものキャンセル料を補償してもらえます。キャンセル料が戻ってくれば再び旅行を計画することもできますので、もしもの時のために加入しておくと心強いです。特に小さなお子さんと旅行をする場合には、出発当日まで何が起こるか予測しにくいため、加入しておいて損はないサービスといえるでしょう。