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残念な年末を超えて、いざ新NISAへ！【初心者株投資68話】

ドタバタ！株投資ルポうだひろえ

2024.2.5 06:00 更新

監修・ライター

マンガ家／イラストレーター

うだひろえ

追い風吹きまくり！新NISAで株を楽しもう♪

新NISAスタートに向けて、年末は様々なニュースが飛び込んできました。私的に一番大きかったのは、楽天証券の「かぶミニ®(単元未満株取引)」が、寄付取引の手数料を完全無料にしたことです。
参照：「かぶミニ®（単元未満株取引）」寄付取引を完全無料化！(2023/12/12)

それまでの寄付取引は、通常の取引手数料は無料でも、スプレッドは0.22%でした。しかし12/13からはどちらも無料です。先にSBI証券がどちらも無料にしていたのを追う形となったようです。

ただし、楽天証券だけができる、単元未満株でのリアルタイム取引では、今まで通りのスプレッド0.22%がかかります。いやむしろそこは楽天証券だけの強みとしてもっと取ってもいいのに、0.22%でいいんですか？というくらいの気持ちになりますので、今後も少額投資家として、ありがたく使わせていただきたいと思った次第です。（回し者みたいですが違います笑）

2023年末、旧NISAの非課税期間終了リミットまでに勝利なるか!?

2023-2024年 — 【画像出典元】「xalien/Shutterstock.com」

いざ新NISAをキレイな体で迎えるべく、年末は売って売って売りまくるぞ～と意気込んでいた私でしたが、この記事を書いている2024年初頭、先に申し上げておきますと、全くキレイな体になっておりません。

こんな結末のためにわざとフラグを立てていたんじゃないかと疑われてしまいそうですが、本当に、今回ばかりは、売るつもりでいたんです。

実際、一般NISAで少額コツコツ積み立てていた投資信託は、かなり売りました。いくつか、新NISAにそのまま積み立て設定を引き継いでもいいか、と思うものは、非課税期間が終わる分だけ売却し、あとは残しました。そして、もういいや！というものは積み立て設定も解除して1口も残さず全部売却。これだけでもかなりスッキリしました。

問題は、塩漬け株のヴィア・ホールディングス<7918>です。コロナ前に取得した時は655円だったのが、2023/6/16に年初来安値81円をマークするという下げっぷり、そりゃもう見ないように塩漬けするしかあるまい、となっていたのですが、10月末からじわじわ上がって11/21には年初来高値239円をマーク、そこからまた上がって12/6には255円をつけて年初来高値更新という、輝かしい逆転劇を見せてくれました。

このままなら600円まで戻ってくれるだろう、しかし私の非課税期間は年内。致し方なし、少しでもいい時に売るぞ！と日々株価をチェックしておりましたが。

12/21、始値156円。ちなみに前日12/20の終値は212円でした。あまりの下げ幅に悲鳴をあげてしまいました。「売っておけばよかった」にもほどがある！

何が起こったんだ？と株掲示板をチェックしましたが、「前夜の時間外取引で大口介入したようで下がった」くらいのことしか見つけられず、これと言った理由もないのがいつもの怖いところ。

もう嫌だ、売る！と、決別を決意しかけましたが、「ここで狼狽売りしたら負け」といったような書き込みが目に入り、思いとどまったのでした。

確かにそう、下がる理由はないのですから、慌てて売ったら損するのは間違いない、あぶないところでした。

でも私の非課税期間はあと数日、さてどうしよう、と考えました。もうちょっと待てば、今よりは回復するだろうから、売るのは今じゃないのは明確。じゃあ…。

よし、買おう。

年末の下がったところで、かぶミニ®で任天堂<7974>とか買っちゃおう♪と思っていた予算を投入。172円で約定。わ～い、平均取得価額が413.5円になったよ！

よし、このまま100株売り注文出しておくぞ！年内、いくらなんでも200円くらいにはなるだろうと、指値で注文ボタンポチッと。

そして年末の慌ただしさの中、株価チェックもままならないまま、年内の相場は終了、私の100株分は、200円に到達することなく、最終日の終値178円で特定口座にそっと払い出しされていましたとさ…。