リアルすぎ!マツダ、ハイエース、大人プラモデルのマニアックな世界
監修・ライター
みなさま、こんにちは
「アラフィフ男の新婚生活」のひーぷーです。
この「mymo」の記事を書くスパンが早いよ。というか、年齢を重ねると日々過ぎ去って行くのが早く感じるのは、分数の分母が年齢で、分子が一年と考えると、年とともに分母が大きくなるからだと誰かが言ってたな。
さて、今回も大衆ウケしないお題で申し訳ない。
僕は、ラジオ沖縄で月曜日から金曜日まで正午から2時20分までパーソナリティを担当させてもらってる。しょっちゅう車好きな事を話すもんだから、マニアックな方が色んなプレゼントをしてくれる。そんな中でも、ラジオネーム「シロマタルー」さんは特別。市販の純正?のプラモデルを改造して、世界に一つだけのオリジナルを造って、いつも僕の誕生日にプレゼントしてくれる。これがホントにスゴくて、実は全国紙に載るほどのレベル。毎年、ありがとうございます!
1、「塗装が渋い「マツダT2000 小型三輪トラック」」
まず、車種が渋い。そもそもコイツのプラモデルのキットが売っているのがスゴい。僕の番組名「ティーサージ・パラダイス」をパロって「眞榮平手拭工業」のロゴまで入っている。汚し具居合いも最高。実際のステッカーをホントに小さく再現しているのも脱帽。どうやってプリントしたの?!
2、まるでジオラマ、「フォルクスワーゲンT1」
ベースの車両がやっぱりオシャレ。よくサーファーが乗ってるヤツね。これに関しては「ラジオDJしてる僕」まで造ってくれてる(妻曰く「これは若いね」だとよ)。荷台にはフラット4の代わりにL型エンジンがむき出しで積まれてるし、フロアをぶった切ってローダウンされたサスペンションもきちんと再現されている。周りの工具類もホントにリアル(王道のスナップオン)。こういうのがただのプラモデルと違って、「ストーリーを感じる」ジオラマ的なところ。震災あとにラジオ局が作った東北を応援する「ひやみかち東北」のステッカーも再現してて、いろんな意味で頭が下がります。
3、「初心者には絶対無理、マッドマックス状態の「ハイエース改造 ユニック車」
もはやマッドマックス状態の仮想の「眞榮平足組興業」の社用車。市販のトヨタハイエースをぶった切って、ユニック部は多分自作してます。実写でこんな車あったら売れるのに。室内も後付けメーターや沖縄のファーストフード「A&W」のシフトノブやVIP車に付いている「房」など、細部まで本当にこだわっている。よく見るとステッカーも昭和に発行されていた県内の自動車雑誌や、「YSP」(「やっけーしーじゃパワー」沖縄でいう「地元のやっかいなパイセンの命令みたいな意味」)のオリジナル。なぜかデフケースには「めざましテレビ」のマスコットキャラが。こういうセンスが大好き。
いやぁ。さすが全国区。これ持ってるの世界に僕だけだと思うと幸せ。既製のキットを普通に造らずに、切って貼ってわざと汚す美学。たまりませんな。
この記事を書いている隣で妻は、「縮小コピーがスゴい!」と感動しています。
詳しくない人にもスゴさが伝わってるようです。
どう?ワクワクしない?
実はシロマタルーさんの作品、まだあるので、それはまたの機会に紹介します。