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50代主婦。子どもの結婚や教育費で貯蓄がゼロに!~ Kさんの場合

うちの家計簿 世継 祐子

50代主婦。子どもの結婚や教育費で貯蓄がゼロに!~ Kさんの場合

目次

FPオフィス「フォルテシモ」へ依頼されたお客さまの家計簿を、mymo誌面で公開してアドバイスする【うちの家計簿】。今回のお客さまは、50歳の会社員Kさん。52歳会社員のご主人と21歳大学生の息子さんと3人の家計です。

家計についてKさんから相談されたこと・・・

(Kさん談)そんなに贅沢しているつもりではないのですが、現在貯蓄ゼロです。昨年長男が結婚し、式の費用、新居への転居費用を全額負担してあげたこと、次男が大学に進学し教育費の出費が大きかったこともありますが、気がつくと貯蓄がゼロになっていて焦っています。

50歳になってねんきん定期便をみて将来大丈夫か?と不安になりました。今後の家計についてアドバイスお願いします。

Kさんの家計簿は・・・?

家計簿1

家計簿2
「フォルテシモ」作成

お二人の手取りの合計は月60万7000円。ボーナスが年200万円あり年間の手取りが928万円以上ありますが、現在ほぼ貯蓄がないとのこと。これからどのようなことに気をつけていけばいいか確認しましょう。

教育費のピーク・大学

大学生
【画像出典元】「iStock.com/recep-bg」

Kさんの嬉しかった支出が「子どもの教育費用や結婚費用が捻出できたこと」とありますので、お子さんへの支援がKさんの幸せな支出だったことが感じられます。

自宅外から大学通学中のお子さんがいらっしゃるため仕送り等支出が多く、収入があるのに貯蓄がなかなかできていないと感じていらっしゃると思います。まず、年間の手取り928万円のうちお子さんの授業料、仕送りで計220万円、収入の23%以上を教育費として支出していることを意識しましょう。

この教育費の支出がなくなれば貯蓄に回すことを計画しておくことが大切です。

子ども関連費用×子どもの人数

結婚式
【画像出典元】「iStock.com/kokouu」

ご長男の結婚式の費用、新居の転居費用を全額負担されたとのことですが、長男だけ援助して次男は援助しないということは考えにくいと思います。

常に子ども関連の費用は、子どもの人数分準備が必要だと意識しておきましょう。

初めての子どものイベントは親としても初のイベントが多く、できるだけのことをしてあげたい、と思うところかもしれませんが、子どもの人数分、そのつど資金を捻出できるのか立ち止まって考えることが必要です。

「雑費」をチェック!

クレジットカードの支払い分を雑費と仕分けされていますが、住宅ローンの支払いよりも大きな金額を支出しています。「雑費」として支出し、さらに「カード払い」にするとお財布のひもが緩みがちです。

これから貯蓄を頑張るとしても、現在は「貯蓄ゼロ」と家計のピンチを迎えています。雑費も予算を設けて支出するようにしてください。

Wallet+を使って

貯蓄ゼロの今、少なくとも3ヵ月分の生活費として160万をできるだけ早く貯めましょう。人生には、不意の出費はつきものです。今後は貯蓄がゼロになることはないようにしましょう。

目的預金

(kさん談) これから貯蓄すれば大丈夫と漠然と考えていましたが、月10万円を1年貯蓄しても3ヵ月分の生活費も貯まらないなんてびっくりです。ちゃんと考えないとダメですね。

家計簿診断を終えて

お子さんが一人巣立ちました。家族構成が変わったなどライフプランの変更があったときには、保険も見直すことが大切です。必要な保障を必要な分だけ準備するようにしてください。

公的年金の受取額もご夫婦それぞれの金額を把握し、これからの生活を具体的にイメージしてライフプランを立てましょう。まずは貯蓄ゼロの状態からスピーディに脱出しましょう!

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