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引越しのあれこれまとめ。手続き・相場・安くするコツとは?

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春に向けて引越しシーズンがやってきます。引越しには様々な費用がかかるものですが、事前に相場感を知ってシミュレーションをしておけば、費用を安く抑えることができます。引っ越し費用が一番高くなる3月は他の月に比べて、どのくらい高くなるか知っていますか?もちろん単身、家族の場合でも費用は違ってきます。ここでは知っておきたい引っ越し前の準備や上手な見積もりの取り方、引っ越し後のご近所への挨拶や役所の手続き方法などをご紹介します。

忘れると後で面倒!引っ越し時に必要なお金や契約に関する手続きガイド

引っ越しが決まったらすぐにやるべき手続きとは

引っ越しのイメージ
【画像出典元】「Photo AC」

引っ越しが決まったら、すぐにスタートしたいことは2つ。

【解約の連絡】
賃貸住まいなら大家さんや管理会社に早めに解約の連絡・手続きをします。引っ越し時にエレベーターを使うなら、許可が必要な場合もあります。

【引っ越し業者に見積もりを取る】
引っ越しの見積もりはそのまま契約書になり、引っ越しのサービス内容に繋がります。時期によっては混み合うことも多いので、引っ越しが決まったらすぐに見積もりを取りましょう。

子どもの転校手続き、光熱費の支払い・解約などは、引っ越し前までに済ませておけば大丈夫です。

時期によって異なる引っ越し費用、3月はどのくらい高くなるの?

引っ越し費用は繁忙期(3~4月)・通常期(その他のシーズン)によって違い、繁忙期には通常期の1.5倍になることも。さらにその中でも3月下旬は引っ越しが集中するため、この時期が最も高くなります。

また、曜日によっても費用は異なり、高くなるのが土曜日。「土曜に引っ越しを済ませ日曜に片付けを」と考える人が多いため、どうしても土曜に引っ越しが集中するためです。その他、日曜・祝日も高めの設定に。

もし引っ越しの日時を自由に決められるのなら、3月下旬の土曜は避けるのがベターです。

引っ越し費用の相場は?単身と家族の費用の違い

引っ越し費用の計算イメージ
【画像出典元】「Photo AC」

引っ越し業者のほとんどは単身者と家族での値段を設定していますので、同じ設定で平均的な費用をご案内します。引っ越し費用は距離によって異なります。今回は30km以内で換算しました。

【単身者向け】
単身者の場合、3~4万円が相場。荷物が少ないなら単身パックもお勧めです。単身パックとは、専用ボックスに荷物を入れるだけという方法。荷物がこのボックスに入るようなら、1万5000~1万9000円で済みます。ただしボックスに入りきれないときは、かえって高くなることもあるのでご注意を。

【家族向け】
夫婦2人、子ども1人の家族の場合、9万5000円~10万6000円ほどが相場です。家族・荷物が増えるとその分費用は上がります。

見積もりを安くする節約のコツ4選

見積もりを安くするヒントのイメージ
【画像出典元】「Photo AC」

引っ越し費用は【基準運賃(距離と時間)+料金+実費+附帯サービス】で構成されています。基準運賃は国土交通省に定められているため各社大差はありませんが、その他は定価がなく見積もりに大きな差が出ることも。安くしたいのなら見積もりの取り方にコツが必要です。

【コツ1:複数の会社に見積もる】
ネットの一括見積もりなどで多くの業者から見積もり、3~4社に絞り込みます。その業者に訪問の見積もり依頼を。業者の方には「相見積もり」と告げれば、割引の交渉にも有効です。

【コツ2:条件を固定する】
各社を比べるためには日時・荷物量・サービス内容(梱包作業ありなど)などを決める必要があるので、事前にこれらの条件をしっかり考えておきます。

【コツ3:即決しない】
どの会社が安いのか、一番自分の条件にあうのはどこなのか。いいなと思っても即決せず、全社見積もりが出揃ってから比較検討します。

【コツ4:早めに手続きする】
業者によっては早割制度があるところも。また、繁忙期には遅い申し込みでは断られることもあります。

引っ越し後のご近所への挨拶や役所、会社でやるべきこと

引っ越しの挨拶
【画像出典元】「Photo AC」

荷物も新しいお部屋に入ってホッと一息・・・したいところですが、することはまだまだあります。

【近所への挨拶】
ご近所や大家さんへの挨拶は、相手の生活スタイルを邪魔しないよう10~18時位がよいとされています。「引っ越して参りました**です。これからよろしくお願いします」と挨拶し、準備した粗品を渡しましょう。当日に挨拶に行けなかった、不在だったときは翌日でOK。

【荷物のチェック】
配送時に壊れたものがないかチェックしましょう。

【役所の手続き】
市町村を超えて引っ越した場合には、転入届けや印鑑登録などの手続きを早めに済ませましょう。

【会社の手続き】
社会保険や労災の関係上、近くへの引っ越しだとしても会社には引っ越しの報告と手続きをする必要があります。

会社の都合など色々あると思いますが、上手に安く引っ越しするのは準備が大切。見積もりを取り、引っ越しにかかる費用の相場を確認するのはもちろん、必要なものの取捨選択、新しく購入するものなど、考えなければならないことはたくさんあります。また役所や会社、学校での手続きも複数あります。なるべく早めに準備して納得できる引っ越しをしたいですね。

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