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20代女性の家計簿/手取り17万、実家暮らしは毎月いくら貯金すべき?

うちのライフプラン 世継 祐子

20代女性の家計簿/手取り17万、実家暮らしは毎月いくら貯金すべき?

目次

こんにちは。FP(ファイナンシャルプランナー)の世継祐子です。FPオフィス「フォルテシモ」へ依頼されたお客さまの家計簿をmymoで公開し、お客さまのライフプランについてアドバイスさせていただく【うちのライフプラン】。第3回のお客さまは、4月に社会人となったばかりで、これからの貯金計画を考えている20代独身のUさんです。

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20代独身、新社会人1年目のUさんの相談内容「実家暮らしの20代は月収の何割貯金するべき?」

新入社員の女性
【画像出典元】「iStock.com/TAGSTOCK1」

【Uさんからの相談内容】
4月に就職したばかりで、実家から通勤しています。年収は見込みで計算しました。学生のときより収入が増えて余裕があり、今はなんとなく余った分を貯金していますが、計画を立てて貯蓄しないとどんどん使ってしまいそうで怖いです。いくらくらい貯金したらいいですか。(22歳 会社員 女性 独身)

Uさんの家計簿をチェックしてみましょう



家計の支出を以下のように分けて考えてみます。
●生活する上で必ず支出する費用、住宅費、食費、光熱費、通信費、車代などを「固定費」
●お小遣い、交際費、雑費など自由に使えて変動しやすい費用を「変動費」
●将来につながるお金、貯蓄、資産運用のためのお金を「投資」

Uさんの家計は
「固定費」に家へのお金、食費、通信費、保険料、合計7万3000円で手取りの44%
「変動費」として化粧品代、お小遣い、雑費、合計4万7000円で手取りの29%
「投資」にあたる将来のためのお金は貯金4万5000円、手取りの27%が将来につながるお金に充てられています。
 

今月の収入16万5000円の使い方

 

Uさん、就職おめでとうございます!会社員になると、学生のときより収入が増え、実家から通勤できれば家賃や光熱費などの負担が少ないのでかなりお財布に余裕が出てきますね。
今はなんとなく余った分を貯金しているとのことですが、4万5000円だと収入の27%を貯めていることになります。

Wallet+アプリの「ライフプランコーチ」を使って将来をシミュレーション

就職したばかりで、まだまだ将来のことは具体的に考えていないかもしれませんが、Wallet+のライフプランコーチを使ってこれからのライフプランをイメージしてみましょう。
現在の年収を入力、退職金は「なし」として入力、貯蓄は預金に入れたとして金利0%、生活費を10万円、旅行費用を年間30万円として入力すると達成率は123.8%となり、かなり余裕がありそうにみえます。

ではUさんが実家を出て自立するとし、住居費を3万円から6万5000円に変更。
自宅から出ると、光熱費などが全額自己負担となるので生活費を10万円から14万円と変更して結果を見てみると・・・


結果は85.8%となり生活が途中で維持できなくなることが分かります。

親が元気で、住宅費、光熱費、食費などの部分で甘えられるうちは今の貯蓄ができますが、実家を出て、自分で家賃を支払って生活するとなると、3000万円ほど資金が不足することが分かります。

FP世継からUさんへのアドバイス

Uさんが一番お金を貯められるのは、独身で実家暮らしの今の時期だと思われます。
ご自身が気にされているように、手取りを使い切ってしまっても実家にいると生活ができてしまうため、目的もなく支出が拡大しないように気をつけましょう。

まず、実家にいる間は手取りの2割から3割貯金するようにしてみましょう。現在の4万5000円から3割に充たる4万9500円の貯金ができれば、4年ほどで年収分を貯めることができます。

終身雇用が当たり前だった昭和が終わり、平成を経て、令和の時代となりました。転職する可能性も今後はますます高くなっていくかもしれませんが、転職時にも年収分の蓄えがあると、気持ちに余裕を持つことができます。

いったんお金を使うことに慣れてしまうと、それが習慣となります。習慣を変えるには大きなエネルギーが必要になります。初めが肝心!現在の貯金を継続してまずは年収分を貯めることを目標にしましょう!

アドバイスを受けた社会人1年目の20代独身Uさんの感想
結構、お金が余るなぁと感じていましたが、実家にいるからですね。
大学も自宅通学だったので、あまり家を出ることは考えていませんでした。自宅を出て生活しても余裕を持てるようお金を貯めないといけないですね。早く相談して良かったです。

社会人2年目からの注意点「住民税」の天引きも忘れずに

相談する男女
【画像出典元】「iStock.com/kokouu」

就職して給料明細をもらうと分かりますが、初任給からは住民税が引かれません。住民税が前年の所得に対してかかってくるからです。入社前、学生で住民税を支払うほど所得がなければ、会社員1年目は給与から住民税は引かれません。

入社2年目からは住民税が引かれるため、その分手取りも減ることになります。給与明細の手取り欄以外にも注目して内容を確認するようにしてください。

ライフプランコーチは、質問に答えるだけで、生涯年収や貯蓄率がシミュレーションできるので、これからもいろいろなケースを想定して活用してみてくださいね。

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