続くコロナショック、回復を信じられる銘柄を探せ!【初心者株投資23話】
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監修・ライター
コロナショックで株価どん底、いやまだ落ちるカモ…?長引く低迷に向き先がどっぷり迷子!
前回、コロナショックのどん底から希望を見出そうと、歴史を紐解いて前向きになったところでしたが、その1カ月後、4月上旬の現在は、これってまだまだ底があるのでは?と疑心暗鬼な空気感の中にいます。
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保有銘柄はもちろん、少額で毎月コツコツやっているさまざまな投資信託もぜ~んぶマイナス。まあいいの、ドルコスト平均法(※1)でいけば、今月はいつもより安いからいつもより多く買える…と半ば無理やり目線を上にします。
(※1)ドルコスト平均法:定期的に一定金額分を買っていく投資手法。高値の時は少ししか買わず、安値の時に多く買うことができる。
頼りの優待銘柄、ヴィア・ホールディングス<7918>も3月末の権利確定前に少し戻したけど私の購入金額には及ばず、権利落ち後にはまだズドドと落ちました。今の状況では、飲食業(外食産業をメインとした企業の株価の見通し)は厳しいですよね。
4/4~4/12の間、関東の店舗は休業しているようで、応援したい気持ちで近所のお店のテイクアウト用メニューを持ち帰りしています。カフェや定食屋などの店舗では、席の間隔を広く取るなどして「三密」を避ける対策をしながら営業しているところもあり、できる限り利用したいと思っています。
それでも好調な銘柄も、しかし私には追いつけず…では「これから回復するはず」のところなら!?
その分「巣ごもり銘柄」として宅配やネット通販や動画配信、レンタルDVDや家庭用ゲームなどが好調のようです。しかし私が気付いた頃には一通り上がった後ですでに頭打ち、下がり始めていて、出遅れ感満載でした。
そうなるとチェックしたいのは、前回も触れた「景気敏感株」、資材産業や設備投資関連の銘柄。景気が回復に向かうと、真っ先に上がり始めるといわれているそうです。
確かに、私も今回身近なところで「家を建てているが資材がなくて、子どもの新学期に間に合わない」なんて大変な話も聞きます。しかしいつまでもそのままでないのは、私でも分かります。
そんな「景気敏感株銘柄」の中でも手を出せそうなモノ(最低購入金額10万円以下)をピックアップ。(金額は全て4/3終値)
「私でも買える景気敏感株」の先に見えたのは、微かな希望!
日本製鉄<5401>856.2円:
粗鋼生産量(※2)国内首位、世界3位。
(※2)鉄鉱石や石炭などの原料から作る「鋼(はがね)」の段階の生産量。
武蔵精密工業<7220>669円:
シャフトやギア等を扱う自動車部品会社。ホンダ向けが5割。
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>386.8円:
国内最大の民間金融グループ。銀行、信託、証券、カード、リース等。
そして、私が絶好調塩漬け中の、日産自動車<7203>315.5円、も入ります。ちなみに私の購入価格、900円台です。あはは(白目)。
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こうして見ると名だたる企業の株でも手が届きそうで、それだけでちょっとワクワクしてきます。
ただ、その業界のことをいくらか勉強しないと、即購入とはいかないですよね。
せっかくの巣ごもり機会、明るい未来のための勉強に費やしてみようと思います。