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世界規模コロナ禍の底深さに絶望、サプライズはあるか?【初心者株投資29話】

ドタバタ!株投資ルポ うだひろえ

世界規模コロナ禍の底深さに絶望、サプライズはあるか?【初心者株投資29話】

「鬼滅の刃」銘柄まだ利確できず。だってまた微妙に上がってるんですもの・・・

もう数カ月、気持ちをブンブン振り回されている「鬼滅の刃」関連銘柄の「中外鉱業<1491>」ですが、前回、「仕手」について勉強したことで、「次に上がったら絶対利確する!」と誓いました。

7月末から8月初旬の「夏のピーク」で69円をマークしてから下がって30円前後をウロウロしていたのが、10/2(金)に、ピクリと上がったんです。

微かに期待しての週明け10/5(月)、久しぶりに40円にタッチ!利確しようかどうしようか、20円で300株購入しているから40円なら6000円プラス、ああでも、できれば1万円プラスにしたい、もうちょっと、もうちょっと上がってほしい……!と欲をかいてるうちに終値38円。

しかし今回は「鬼滅の刃」映画公開も直前、加えて週刊少年ジャンプ本誌に特別編が掲載されるという「材料」がしっかりあると言えなくもないタイミング。これは、もっと来るのでは・・・!?と期待。夏もいきなり69円ではなく数日かけて上がったし。ワクワク。下がるのも数日かけてだったけども。

ただこんな明るいテンションで語れるのも、やはりまだまだ「希望」があるから。他の保有銘柄はマイナスもマイナス、塩漬け具合もいいかげん完熟されつつあります。

損失はかなりのものになるけれど、もういっそこれらを全部売り払って、まとまった資金で次こそ希望のある銘柄に投資した方がいいのでは?とも考えます。

考えはするのですが、いざ損切りと思うと、損失の額に目眩が。せめてもう少し回復した時にとタイミングを見計らいながら過ぎていく毎日。
ええい、せめて、次の目星をつけよう!と目標を持ちました。

波乱の幕開けな10月、今回の「オクトーバー・サプライズ」はどうなるのか?

アメリカ大統領選
【画像出典元】「stock.adobe.com/MH」

今年はコロナ禍で株価も大変なことになっていますが、10月に入っていきなり東証がシステムトラブルで1日取引できなくなり、売買損失は3兆円(!)。翌日通常通り取引再開して安定するかと思いきや、アメリカ大統領選挙戦クライマックス中のトランプ大統領が新型コロナウイルスに感染とのニュースが飛び込んできて、上がりかけてた株価も急落。なんだかもう、想像を遥かに超える事態が起こっております。

アメリカ大統領選挙が行われる年、本選挙投票1カ月前の10月に起こるさまざまな出来事を「オクトーバー・サプライズ」と言うそうですが、初旬でこれですから、10月後半はどうなることやら。どうせならトランプ大統領がいいサプライズを起こしてくれることに期待したいです。

コロナの特効薬を作っちゃうとか。あくまで妄想ですが、もしそうなったら世界中が湧くことになるんだろうなあ、なんて。そうなったらいいのになあ、なんて。

そんな妄想をしてしまうくらい、ものすごく身近にコロナ禍の影響で不景気なのを感じますし、これはきっと世界中の人が肌でビシバシ感じているんだろうなぁと思ったりするのです。

世界中が同じ気持ち?「米国9月雇用統計」から見える無力感

失業者
【画像出典元】「stock.adobe.com/Tatyana A. - tataks」

それでも先行きを少しでも予想したいと思い、柄にもなく「米国雇用統計」を覗いてみました。

「米国雇用統計」とは、アメリカの雇用情勢を示す統計で、最も重要な経済指標の1つ。原則、毎月第一金曜日、日本時間では夜に発表されます。株ニュースなどでは毎月速報になってますね。

雇用統計の項目には10数項目あり、重要なのは「非農業部門雇用者数」と「失業率」、つまり農業以外の事業で働いている人が前月に比べてどれだけ増えたか減ったか、国内の失業者はどれくらいの割合がいるか。確かにそれによって景気がいいか悪いかが分かりそうです。

しかもアメリカは世界経済の中心。世界中の経済が影響を受ける中、日本経済も当然そうであることは確実です。

加えて、米国の重要な政策金利の決定にもこの雇用統計が判断材料の1つになるそうで、そうなってくると株式、為替、債券などにも影響が出てくるわけですから、そりゃ大事ですわと納得します。

そこまで理解した状態で、9月の雇用統計を見てみますと・・・「雇用者数予想下回る」「失業率回復鈍化」「労働参加率低下」「失業保険申請件数が高止まり」。どんよりした気持ちになることばかり書かれています。

しかも、私がここ日本の地方都市で感じている不景気感と完全に一致していて、やはりこのゆっくりと絶望し、無力感に包まれる感覚を持っているのは世界中同じなのでは、と思えてコロナ禍の底深さに怖くなります。

ああどうか、こんな状況を打破するような「希望」となるようなサプライズが、日本でもアメリカでも世界中でもありますようにと祈ります。

そして私としては、そんな「希望」に微力ながらも投資ができたらと、そんな思いで銘柄を探してみることにします。

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