サプライズがないままドロッドロな大統領選挙。どっちに転んでも地獄って？

これを書いている11月上旬、アメリカ大統領選挙は歴史的デッドヒートの末、一応の「バイデン勝利」で着地しました。しかしトランプは不正投票を訴えて法廷闘争だとか、なんだかスッキリしません。

先月は何か、未来が明るくなるようなサプライズがあったらと期待していたのですけど、現実はなかなか厳しいです。

そんな中でも！日本には明るいニュースが！！そうです！あれです！

「劇場版鬼滅の刃無限列車編」がついに公開！記録的ヒット！やったぁ～！

かれこれ10カ月待ち続けた「鬼滅の刃」関連銘柄「中外鉱業＜1491＞」。20円で300株買ったのが、夏に69円をマーク、しかし映画公開時にはもっと上がるはずと利確せず、20円台に下がっても待ち続け。10月に入ったら上昇気流が見えて、これは行くのでは！？というところで前回の記事は終えました。

映画公開直前となるとさらに機運は高まり、映画館もコロナ禍の影響を吹き飛ばそうと1日に何回も上映することを発表、チケット予約サイトがサーバーダウンするなど、「間違いない」感に震えます。
中外鉱業の株価も、12日の終値40円から、13日は高値54円終値52円、14日は高値59円をマークしてまさかストップ高（※）！？と思うも終値52円。

※ストップ高・・・前日の終値に対し、値幅制限の上限まで株価が上がること。株価が急激に変動し過ぎないために設けられている仕組み

まだ映画公開されてないし、嵐の前の静けさよね、と思いつつ、15日は終値53円、そしてついに来た映画公開当日の16日金曜日の終値は44円。・・・え？

どうしたどうした？どうして下がる？他の銘柄を見てみると、「ジーンズメイト＜7448＞」が、鬼滅とのコラボウェアを出して、13日終値217円、14日高値297円で一時ストップ高。15日16日も上がってまたもや一時ストップ高という上り調子。

待って、鬼滅とのコラボウェアを出してるのってジーンズメイトだけじゃないし、中外鉱業はもっと前からグッズを出してるし、え？どういうこと？

他の鬼滅関連銘柄を見てみると、フィギュアなどの製造販売をしている「壽屋＜7809＞」も、数日前からグングン上がっているものの、16日は始値1920円が終値1824円とダウン。うーんと、なんだろ、平日公開でそれほど盛り上がってる感がないからかしら？有名企業であるジーンズメイトに注目が流れちゃったのかな？

まあ、それでもきっと、週末の土日で映画の感想が盛り上がったら、週明け月曜日にドーン！と上がるでしょう。私の周りの人も、この土日に見に行くって言ってる人が多いし。
と、19日(月)を待つことにしました。

そうして迎えた月曜日の朝。ニュースは鬼滅フィーバー！公開後3日間の興行収入と動員人数は歴代1位を記録する勢いです。双手を上げて喜びました。

関連銘柄は、相次ぐストップ高に！こっちも行けイケ～！と盛り上がるも…なんで!?

前日終値44円だったのが、スタート時には50円になっていました。期待値アゲアゲです。開始すぐに54円をマーク。こんなもんじゃないぜ、まだまだ行くぜ～！
全集中、株の呼吸、壱の型、利確！出すぜ～！

などとテンションを上げまくっておりましたが、しばらく50円ちょっとをモミモミしていたので、余裕を持ってちょっと席を外しました。そして戻ってみると、前場終値47円。

は？

なんでスタート時より値が下がっているのでしょうか。他の銘柄を覗くとボンボコ上がっています。ジーンズメイトなんて値上がり率上位にランクイン、前場（午前中の取引）で既にストップ高です。
他にも「ウェッジホールディングス＜2388＞」というコンテンツ制作の企業も、鬼滅関連銘柄としてストップ高に。

というか、関連銘柄、めっちゃ多い。以前私が調べた時よりも増えてるし、スーパーやコンビニに行っても、コラボ商品多過ぎです。
いやでも、中外鉱業はグッズ作ってるし・・・。他にもグッズ作ってるところあるけど・・・最近は有名おもちゃメーカーも作ってるし、確かにCMも見かけるけど……。

現実を受け入れられないまま11月上旬の現在まで日々は過ぎ、価格はただいま40円前後をウロウロ。
これは、アレですね、今後のアニメシリーズ第二期、そしてきっとクライマックスのあのエピソードをまた劇場版でやるんでしょうから、そこに照準を合わせろってことですよね！
と壮大な現実逃避をして、また塩漬け倉庫に戻しました。

次こそは！って毎回言ってる気がしますけど！！スカッとする気持ちのいい利確を！！！

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