年末年始目前!「年末迄にあと10万」を捻出する過ごし方って!?
「年末セール」、「お年玉」、「おせち」、「帰省」など、年末年始は何かとお金の出入りが激しい時期です。平均支出は10万円という調査結果も。予想外の金欠に見舞われることもありますので、年末年始に向けての節約は秋から始めることが大切です。
みんないくら使ってる?年末年始の出費の平均額
クリスマス、忘年会、お正月などさまざまなイベントが待ち受ける年末年始。世間一般ではどの程度お金を使っているのでしょうか。
2つのデータを紹介します。
保険クリニックが2014年に20歳~60歳の男女500名を対象にしたアンケート調査では、年末年始の平均支出額は4.9万円という結果が出ています。
無人契約機検索サイト アトムくんが2019年に10代~70代の男女300人を対象にしたアンケート調査では、年末年始の平均支出額は10万6519円という結果に。
結果に差はあるものの、年末年始には約5~10万円のまとまった資金が必要であることはこれらの結果からうかがえます。
出費の内訳は?どんな出費がイタいの?
それでは、年末年始は具体的に何にお金が掛かっているのでしょう。
<年末年始のイタい出費ランキング(出費額・投票数)>
お年玉・・・1万5579円(投票数157)
クリスマス・・・9039円(投票数120)
忘年会・・7736円(投票数111)
レジャー費用・・・1万3016円(投票数78)
帰省・・・2万3862円(投票数76)
新年会・・・5443円(投票数66)
おせち・・・6908円(投票数64)
福袋・初売り・セール・・・9393円(投票数61)
光熱費・・・6434円(投票数45)
大掃除・・2084円(投票数19)
出典:無人契約機検索サイト アトムくんより
出費額と投票数の多さからみるに、年末年始の出費で多くの人が「イタい」と感じているのはお年玉であることがうかがえます。40代以上の回答者の中には、お年玉だけで5万円以上の出費となっている声も多く、中にはお年玉に10万円以上かかっている人もいるようです。
そのほか、クリスマス、忘年会、新年会などのイベント系の出費も目立ちますが、2019年時点のアンケートであるため、新型コロナウイルスで事情が変わった昨今ではこの手の出費は減ってくるかもしれません。
10月からできる節約方法
年末年始の出費をまかなうには、数カ月前より事前準備をしておくことも大切です。10月からできる節約方法をいくつか紹介します。1か月3万円程度節約できれば年末年始に約10万円を準備することが可能です。
早割を利用する
航空機や新幹線のチケットには、事前に予約することで割引になる「早割」があります。早割は予約が早いほど、料金が安くなるのが基本です。
たとえばANAの東京(羽田)ー札幌(千歳)間の運賃は、通常だと4万円前後です。これが搭乗日の28日前までに予約可能な「スーパーバリュー28」であれば約1万2000円前後、搭乗日の75日前までに予約可能な「スーパーバリュー75」であれば1万円以下に抑えることも可能です。
また「クリスマスケーキ」や「おせち料理」など、年末年始の食材も早割対応が可能なお店もありますので、こちらも活用していきたいところ。
固定費の見直し、解約
毎月購入している商品・サービスなどの見直し、余計な出費を抑えることも年末年始には重要です。
<年末年始に見直したいサービスの一例>
・習い事代
・ジム代
・サプリ代
・スマホアプリの月額料金
・動画サービスなどの月額料金
・会員用サービスや会員サロンなどの会費 など
年末年始は忙しくなるため、普段は使うサービスを使わなくなることもあります。年末年始だけ一時的に停止・解約などをしてみるのも一案です。
セールを活用する
年末年始には「歳末セール」、「冬のボーナスセール」、「ブラックフライデーセール」など、さまざまなセールが開催され、通常より安い価格で電化製品、衣服、日用品などが手に入ります。半額以下で購入できる商品も。
年末年始には、欲しいものがあってもすぐに購入せず、セールを待ってみるのも節約につながります。
フリマアプリで金欠解消
メルカリを筆頭とした「フリマアプリ」では、衣服や雑貨などの不用品を第三者に販売することができます。押し入れの中に埋まっていた不要品などでも意外な値段で売れることも。
年末年始を乗り切るお金がどうしても足りない場合は、こうしたフリマアプリで臨時収入を狙ってみるのも手です。
年末年始の出費をたった4つの方法で今すぐ節約!みんなの出費平均額も調査
このように年末年始には予想以上の出費が生じることがあります。金欠で帰省の運賃が足りない、お年玉のお金が用意できないような状況は避けたいところ。そうならないためにも秋から地道に節約をはじめ、お財布には余裕を持たせておきましょう。