カリスマFPのおすすめ投資15種類を比較、保険と投資信託人気はどっち?
こんにちは!FP(ファイナンシャルプランナー)の権藤知弘です。
ネットにあふれる投資のお話。面白そうだし始めてみたいけど難しそうに感じている人も多いのではないでしょうか?「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」、投資も同じです。投資が初めての方にもおすすめの投資方法をご紹介していきます。
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投資商品にはどんな種類がある?
プロまかせの商品か、自分で運用する方法か?
利益を期待して、お金や時間・労力を投入することを投資といいます。金融資産を増やすために投資を行うのですが、プロに任せてしまうか、自分で運用するかの大きく二つに分かれます。
もちろん、どちらかだけということではなく二つの方法を合わせてというケースもふんだんに見ることができます。例えば「株式」というキーワードで見てみるとプロに任せるのは「株式市場で運用する投資信託」になりますし、自分で運用するのは個別銘柄の売買となるでしょう。どちらの方法にもメリット・デメリットがありますが、優劣はありません。
少額投資か、高額投資か?
短期間で金融資産を増やすということは正直なかなか難しいことです。投資でお金を増やすという行為は実はとても地味なものだと思います。高額投資で一攫千金を狙うということよりも、少額でも構わないので続けていくことが大事です。
積立投資を継続する?
少額だからこそ続けられるのが積立投資です。例えば、銀行の定期預金やお勤め先の財形貯蓄などの金融商品は利子を期待することは難しいです。ただし、利子がつかないとしても少しずつでも続けることで思った以上に貯まっていることも多いです。投資も同じで、少額でも継続して積立投資を行うことで、リスクの分散が期待でき、想像以上の効果を得られるケースもあります。
15種類の投資方法~収益方法とリスクは?
さて、これから15種類の投資方法をお知らせしていきます。皆さんにピッタリの投資方法やリスクについても一緒に学んでいきましょう。
まず、始めに金融商品には大きく二つの利益(ゲイン)があることを覚えてください。
① インカムゲイン → 例としては賃貸用不動産の家賃収入や株式の配当金などがあげられます。持っていることで利益の分配などを受け取ることができます。
② キャピタルゲイン → 「安く買って高く売る」という売買の価格差で得られる利益です。
これから紹介する投資方法はどのように儲けがでるか?考えてみてくださいね。
また、投資に関しては一部を除いて元本保証はありません。マーケットの状況によっては損失が出る可能性もありますので、十分にリスクを考慮して始めてください。
1 運用を専門家に任せる「投資信託」
投資信託は「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品。その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」です。分配金という利益や安値で購入した投資信託を高く売るという二つの利益を狙うことができます。
2 東証株価指数と連動して値動きする「ETF」
ETFとは「Exchange Traded Funds」の頭文字から取られています。ETFとは、証券取引所に上場し、株価指数などに代表される指標への連動を目指す投資信託です。身近なところで見てみると「東証株価指数(TOPIX)」に連動するETFがあります。
この商品は、東証一部に上場している全銘柄の値動きを反映しています。TOPIXが上昇すれば、ETFの価格も連動して上昇しますし、TOPIXが低下すれば、ETFも値下がりする仕組みです。
3 将来の備えができる「貯蓄型保険」
終身保険・養老保険・個人型年金保険など、万が一のときに備えながら、将来へ向けて貯蓄ができる保険のことを貯蓄型保険といいます。簡単にいうと、解約するか満期になるとお金が戻ってくる保険です。ただし、貯蓄型保険の特徴として早期解約時の解約返戻金は支払い保険料を大きく下回る可能性があります。
また、保険部分に対するコストが必要なため、運用効率の面では昔ほど期待できません。ただし「〇年後にこれだけの金額が受け取れます」ということが契約時に示されていますので、根強い人気がある商品です。
4 安全度の高い「国債・地方債」
債券というのは一言で表すと「借金の借用書」です。「〇月〇日~×月×日」というように満期までの期間が定められており、その期間中は利子を受け取ることができ、満期になると額面金額が手元に戻ってきます。国債の発行元は国であり、地方債は地方自治体です。債券を発行し資金を集めていることになります。
日本の国債で考えると発行元の信用度でいえば最高ですので、利子はほとんど期待できませんが安全度の高い投資先として重宝されています。