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手取り25万の20代が5年間で300万円貯めるには・・・

ためる 権藤 知弘

手取り25万の20代が5年間で300万円貯めるには・・・

【画像出典元】「iStock.com/Geber86」

目次

貯金をしたいけどなかなか貯金ができない!という方も多いかと思います。今回は「300万円を貯める」ことを目標にされた1人暮らし/20代の男性のお話です。

現在25歳で将来的に起業をしたいと考えていた男性は、20代のうちに資金として300万円を貯めることを目標としていました。目標が決まっていたので、月に手取り25万円とボーナスを貯金するためにどのような方法があるかということで相談に来られました。この目標を実現するためには月々の手取り25万円の給料とボーナスから毎年60万円を貯めていく必要があり、相談して下記のような方法を取ることになりました。

1.給料を3つの銀行口座に振り分ける
2.先取り貯金をする
3.固定費の見直しで大きな削減に
4.ボーナスは無駄遣いしない
5.運用も取り入れてみる

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1.お給料を3つの口座に振り分けて貯める方法

(1)生活費口座
→生活費の3ヵ月分が目安
(2)2年ぐらい先まで使うことがわかっているものを貯める定期口座
→車検や賃貸の更新代など
(3)3年以上先に使う予定用定期口座
→今回でいうと起業のための資金を貯める口座

この3つに分けることによりお金が貯まりやすくなります

2.先取り貯金をする

基本となるのは先取り貯金です。勤め先に財形貯蓄制度がなかったため、給与口座から自動的に振り分けられるサービスを取り入れました。

このことにより、毎月2万円が自動的に貯金されるようになりました。

・・・2万円×12ヵ月×3年=72万円

3.固定費の見直しで大きく削減

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【画像出典元】「iStock.com/YakobchukOlena」

大きな支出になるのは家賃・生命保険・通信費・食費です。先取り貯金を成功させるには固定費の見直しは欠かせません。家賃はなかなか削減することが難しい分野ですが、更新時期に交渉してみる・安いところへ引っ越すなど検討する価値はありそうです。

今回のケースでは生命保険に毎月1万2000円ほど支払っていましたが、共済等を活用し毎月3000円程度で済み、毎月9000円削減できました。さらに通信費も格安携帯に切り替えたことで以前より安く収まるようになり、毎月3000円ほど削減できました。

固定費は一度見直すことにより節約効果が継続しますので、まずは毎月の固定費を洗い出しましょう。

・・・9000円×12ヵ月×3年=32万4000円(保険の見直し)、3000円×12ヵ月×3年=10万8000円(通信費の見直し)

4.ボーナスは無駄遣いしない

夏・冬のボーナス、うれしいですよね?だからこそボーナスは定期預金口座に入れてしまいましょう。ボーナスが入ると大きなお買い物が多くなると思いますが、定期預金に入れることで「定期の解約かぁ」という心理的なブレーキがかかります。そうすることにより、無駄遣いが減ります。

・・・40万円(夏・冬のボーナス)×3年=120万円

5.投資信託など、資産の運用もお金を増やす方法として取り入れる

今回のケースでは先取り貯金2万円とは別に、NISAを活用して1万円ずつ投資信託で積み立てることにしました。投資信託での運用は、少額でスタートできること・個別株式と比較して低リスクで運用できることがメリットです。今年から、さらに積み立てにフォーカスした「つみたてNISA」も始まりましたので、活用されるのがおススメです。

・・・1万円×12ヵ月×3年=36万円プラス運用益(3万円)

目標達成のために貯金をはじめて3年経過…結果は?

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【画像出典元】「iStock.com/Nuthawut Somsuk」

さて300万円を貯めることを目標にスタートし、3年が経過しました。初年度は仕組みをつくるまで少し大変でしたが、2年目以降は順調に貯金ができています。

3年が経過したところで彼の貯金額は200万円を少しオーバーしています。このペースでいけば、目標はクリアできそうです。

・・・2万円×12ヵ月×3年=72万円、9000円×12ヵ月×3年=32万4000円(保険の見直し)、3000円×12ヵ月×3年=10万8000円(通信費の見直し)、40万円×3年=120万円(ボーナス)、1万円×12ヵ月×3年=26万円プラス運用益3万円(投資信託)
※額面上の合計:264万2000円(3年間フルに貯金できた場合)

着実に貯金していく方法は、まず大きな仕組みを作ることが大切です。手取り額やボーナスから貯金をいくらするのか予測・計画し、貯金する具体的な方法を実行していく仕組みができれば自然に貯まっていくようになります。貯金ができない方は、少ない金額からでかまいませんので、先取り貯金をするための仕組みを考えてみましょう。

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