投資初心者でも安心!株式投資を少額で始められる3つの方法
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こんにちは。「お金の専門家」の白浜仁子(しらはまともこ)です!
「株式投資をやってみたい!」という若い世代が増えています。でも、「どうしたらいいか分からないし、リスクだって気になる!それにあまりお金もないし…」。実は、けさも20代の男性からそんな相談を受けたばかりです。
そこで今回は、若者や初心者に向けて「株式投資」について解説します。
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株を所有する君は、会社の経営者と一緒だ!
そもそも株式投資ってどんなものか?これは皆さんが想像する通り、企業の株式に投資(出資)すると株主になり、間接的に会社の経営に携わるということです。
具体的にいうと、年1回の株主総会で、これまでの業績や今後の見通し、経営方針などを聞き、議決権を行使する(賛否の意思表示をする)ことができます。
株価は一般に、企業の業績などで明るい材料があれば上がり、投資したときの株価より高く売却できれば利益が得られます。場合によっては配当金がもらえたり、株主優待で企業の商品や割引券などが届いたりすることもあります。
書いているそばからワクワクしてきますが、もちろんリスクもあります。株価が下がったときに売却すれば損するし、企業が破綻すればお金はゼロになることだってあるわけです。
株購入の基本、「単元株」って知ってる?
株式は通常「単元株」といって、最低購入株数が決まっています。100株単位とする企業が多く、スーパーでジャガイモが袋売りされているような感じです^^たとえば一株5000円の株なら、50万円(5000円×100株)が袋入りされている最低の投資額ということです。
以前は1000株単位の企業が多かったので随分買いやすくはなりましたが、それでも株価が高い企業ではそれなりのお金が必要だし、そんなにお金を持っていない若者世代や、初心者で慣れない人には勇気のいることだと思います。
実は、そんな人におすすめの投資方法が3つあります!
お手軽投資1)単元株の10分の1から買える「ミニ株」
まずは「ミニ株投資」。これは単元株の1/10の株数、先ほどの例でいうと10株の5万円(5000円×10株)で投資できるというものです。50万円ではなく5万円で投資できるのだから、ずいぶん始めやすくなりますね。
お手軽投資2)1株1万円程度で買える「単元未満株」
さらに気軽に始めたいなら、2つめの方法。
「ワン株」とか「まめ株」「プチ株」などと証券会社で名前を付け取り扱っている「単元未満株」。1株から買えるので1万円程度で投資でき、いくつかの企業の株を買ってみるなどリスク分散も可能です。
お手軽投資3)1万円から積立てできる「るいとう」
最後に、積立て方式で投資できる「るいとう(株式累積投資)」という方法もあります。投資したい企業の株式を毎月1万円から積立てるなどの方法で、投資のタイミングをずらせるのでこれもまたリスク軽減につながります。
こうした投資方法のデメリットとしては、単元株に満たないので株主総会での議決権がないことや、買いたい値段を指示できる指値注文ができないなどがあります。
でも気軽に始められ、利益が非課税になるNISA(ニーサ)制度も利用できるので、投資生活のスタートとして検討してはいかがでしょうか。
そうそう!スマホ時代の流れを受けて、1000円から投資できるスマホ専用の証券会社などもありますよ。
いろいろなやり方があるので、自分に合った投資方法を見つけましょう。