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当てはまる?5問で判明「銀行で効率的にお金を増やす」タイプ別診断

ふやす 内山 貴博

当てはまる?5問で判明「銀行で効率的にお金を増やす」タイプ別診断

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最近、貯金など自分の資産について何かしなければと考えながらも、気付いたら銀行の定期預金に置きっぱなし、という人が非常に多いように感じています。「あっ、私も」と思った方は、まずは自分がお金に対してどのようなタイプで、何から始めるべきなのか、整理してみてください。

特に、退職金をもらう時や保険などの満期金がある場合はお金の知識が必要となるため、資産運用としてどのような方法や選択肢があるのか、あらかじめ知っておきたいところです。自分自身の方針がしっかり定まっていれば、何らかの行動に移せるはずです。今回はお金を増やすことについてのタイプ診断もありますので、参考にしてください。

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1. 銀行に「普通預金」「定期預金」を預けたままになっていない?

お金が増える
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そもそも私たちは利益よりも損失に敏感だと言われています。例えば、携帯電話会社より以下のような連絡があったとします。「来店しキャンペーン手続きを行えば、毎月200円相当通話料が安くなります」みなさんはどうしますか?

私は「時間がある時に行きます。」といいながら、ズルズル後回しにし、キャンペーン期間が終了といった具合になりそうです(苦笑)。しかし、以下のように案内が来たらどうでしょうか。

「数年全く使っていないサービスに毎月200円払い続けています。来店してサービス解除の手続きを行いませんか?」

この場合、私はできるだけ早く手続きに行くような気がします。損失に対して敏感になっている証です。

これを銀行の場合に置き換えてみましょう。「普通預金に預けたまま」にできるのは、損をしないという安心感があるからかもしれませんが、実は見方を変えると損をしているかもしれません。

例えば、増税を始め物価が上昇していても、預け入れしている金額はほとんど増えていませんよね?これは「価値が目減りしている」といいます。あるいは「機会損失」。別の選択肢を選んでいれば利益を得ることができたと考えると、「何もしなったことが損失である」とみなすことができるのです。

ご存知のように現在銀行の預金金利は超低金利。定期預金にしてもほとんど利息が付かない状況です。そしてどうやらこの状況がもうしばらく続きそうです。
普通預金は一定額にとどめ、それ以外を定期預金に預け替えをしているという人は少なからず行動に移しているといえるでしょう。でも、定期預金以外にもまだまだ選択肢があります。
「普通預金や定期預金に預けたままにしておくと、実質、損をしているのかもしれない。」という発想が次の行動につながります。ぜひ少し見方を変えてみてください。

では、まず銀行でどのような方法(選択肢)があるのかを確認していきましょう。

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