ぬくもり感じるアロマキャンドルで、ゆとりのひとときを
温かみあるキャンドルの灯火、やさしいアロマの香りが楽しめるアロマキャンドル。火を灯せば、寒い冬もほっこりぬくもり感じるひとときに変えてくれます。
今回はそのキャンドルをつくるスクール『Candle Studio One』の大西さんにお話をうかがいました。慌ただしい年末年始、1日の終わりに自分でつくったアロマキャンドルを取り入れて、ゆっくり過ごしてみませんか。
ナチュラルなボタニカルアロマキャンドルが人気!
『Candle Studio One』は西鉄天神駅すぐ近くにあるアロマとキャンドルのスクール。オーナーの大西さんは「手づくりの楽しみや、アロマやキャンドルの癒しについて知ってもらいたい」と、このスクールを開いたといいます。
一歩入ると、天井から下がったたくさんのドライフラワーや植物に驚かされます。もちろん、このドライフラワーなどもキャンドルづくりに使うのだそうです。
すでに暮らしの中にアロマやキャンドルを取り入れている人は多いかもしれませんが、最近の流行は、ドライフラワーやプリザーブドフラワー、ハーブ、木の枝、ドライフルーツなどをロウに閉じ込めたボタニカルアロマキャンドル。ロウからのぞくハーブやりんご、オレンジ、スパイス、葉っぱなどが可愛らしい感じで、見た目からの癒し効果もありそうです。
それを自分の好きなように作れるとしたら…とっても楽しそう!
大西さん曰く、ゆらゆら揺れるキャンドルの光には 1/f 揺らぎという癒し効果があるのだそうです。規則正しさと不規則の中間にあるその揺らぎは、川のせせらぎや人の心拍などと同じヒーリング効果があるらしいので、リラックスしたい時にはぴったりですね。
それではさっそく、ボタニカルアロマキャンドルを作ってみましょう。
好きな植物、香りをキャンドルに閉じ込めるキャンドルづくり
今回、このスタジオでつくるキャンドルは『スノーボタニカルキャンドル』といって、ロウで雪をイメージした冬季限定のもの。外側の真っ白なロウが雪によく似ているのが特徴です。
中と外のロウを別々につくっていく流れで、まずは外側づくりからスタート。
好きなドライフラワーや植物を選びます。それから、小鍋でロウを溶かし、火から下ろしてクルクルと混ぜて雪のような質感に仕上げていきます。型となるカップにロウとドライフラワーを入れて固めたら、外側は出来上がり。
次に内側のロウに入れるアロマ選び。女性らしい香りを選ぶならプルメリア、落ち着いた甘い香りが好きならヴァニラ、ストレスがある時にはラベンダーなどその時の自分の気分に合わせて選ぶのがオススメだそうです。
ロウそのものもソイ(大豆)ワックスというすすが出にくく、空気をきれいにしてくれるもの。アロマオイルを入れたソイワックスを流し込んだら、固まるのをしばし待ちます。
固まるのを待つ間、地元のパティシエがつくった本格スイーツとお茶をどうぞ。
やさしい光と香りに包まれながら、あっという間の2時間。自分だけのオリジナルキャンドルの完成です。
キャンドルづくり、実際にやってみよう
『スノーボタニカルキャンドル』のレッスンは、所要約2時間、受講料は4500円。材料費・スイーツとお茶代込みの料金です。
もう一つ、人気なのが『ボタニカルキャンドル アロマプレート』。これは、ろうそくとして灯すのではなく、香りのするサシェとしてお部屋に飾っておくものです。Sサイズ3500円~、材料費・スイーツとお茶代込みの料金となります。
これからの季節、お友だちへのプレゼントにもよいかもしれません。
その他、ジェルワックスを使った透明感あるキャンドルなど単発のレッスンのほか、初級・中級・上級(それぞれ全5回)と、キャンドルづくりの基礎からテクニック、座学までを学ぶレッスンもあります。
興味のある方は、HPからチェックしてみて。また、少人数制でしっかりサポートしながら教えてくれるので、すべてのレッスンコースは要予約となります。
花や木、ハーブなど自然に触れつつ、アロマの香りに包まれて過ごす非日常な空間は、きっと心を豊かにしてくれるはず。さらに自分の好みの植物やアロマの入ったてづくりキャンドルとなると思い入れもひとしおです。
大西さんと相談しながらあなただけの素敵なキャンドルをつくって、日々の彩りとしてくださいね。