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お気に入りの万年筆で「書く」ことを楽しもう!

ライフイズフラワー

お気に入りの万年筆で「書く」ことを楽しもう!

FBS福岡放送

「書く」ことには、考えをまとめたり、心を静めたりする作用があるそうです。確かに紙に何かを書き留めると、記憶されるから不思議ですね。この「書く」作業、お気に入りの万年筆でやってみたら、もっと楽しくなるに違いありません。

そこで今回は、万年筆の魅力、お気に入りの万年筆を選ぶ方法をご案内します。

デジタルな現代だからこそ万年筆で手書きを

【画像出典元】「FBS福岡放送」

万年筆で書いた文字は、どこか温かみを感じるもの。それは、万年筆がその人が書いたままに表すことができる道具だからです。

インクの色確認作業の様子
【画像出典元】「FBS福岡放送」

季節や気分に合わせてインクの色を変えてみたり、ペン先の太さを変えてみたり。強く書けば色は濃くなり、弱く書けば色は薄くなる。しっかりと止めればそこに滲みが生まれます。細く、太くも書き分けられ、濃淡もつけられる。まるで絵を描くようなイメージで書くことができるのです。ちょっとくらい文字が下手でも、その人だけの文字の味わいが生まれるといってよいでしょう。

書き手の個性や性格まで表してくれるような万年筆は、デジタルな今だからこそ、温かみを感じる道具として再注目されています。手紙を書くとき、仕事のアイデアを書き留めるときに使えば、「書く」ときもちょっと特別な時間に変わります。

子ども用万年筆で万年筆コンプレックスを解消

子ども用万年筆
【画像出典元】「PILOT公式HP」

万年筆の魅力はわかっていても、万年筆に苦手意識を持つ人は多いのではないでしょうか。

ペン先が割れる、インクが漏れる・乾く、しかも値段も高くて取り扱いが大変・・・。そんな人におすすめなのが、万年筆メーカー「PILOT」の子ども用万年筆「kakuno」です。お値段はわずか1080円。

万年筆の温かみある文字はそのままに、ペン先が割れにくく、インクの取り扱いも楽という便利なものです。実際に紙に書いてみると、滑らかで万年筆初心者がありがちな、紙をひっかくような感じもありません。

子ども用と銘打っていますが、万年筆初心者の大人にもおすすめ。万年筆最初の一本として使ってみて、慣れたころに次の自分だけの一本を探してみてはどうでしょう。

万年筆専門店「KA-KU福岡店」でお気に入りの一本を

KA-KUの壁面ディスプレイ
【画像出典元】「FBS福岡放送」

大名にある「KA-KU(カーク)福岡店」は、イタリアの高級万年筆VISCONTI(ビスコンティ)から、木目の美しい屋久杉でできた変わり種万年筆まで、常時300種の万年筆が揃う万年筆専門店です。

万年筆専門店というとショーケースに入れられた万年筆という、いかにも高級そうなイメージですが、こちらの万年筆は壁面にディスプレイされ、気軽に手にとって触れられるのが魅力。

もし、万年筆選びに迷ったときには、店員さんに声をかけてみましょう。好みの書き具合やデザイン、お値段、自分用か、プレゼント用かなどを聞いた上で、「こんな万年筆はどうですか」と提案してくれますよ。

さらに、万年筆の専門店だけあって、好きな色のインクを作ることができます。

カラフルなインクのボトル
【画像出典元】「FBS福岡放送」

カラフルなボトルから自分の好きな色を選ぶことができ、絵の具のようにブレンドも可能。たとえば青と黄色のインクを選ぶと深みある緑色に、赤と青を選べばワインのような紫色に。

選んだインクは瓶詰めして持ち帰ることができます(インクLABO体験ドリンク付き2160円)。

KA-KU福岡店

http://www.ka-ku.jp/

福岡市中央区大名1-10-5

KA-KU外観
【画像出典元】「FBS福岡放送」

いろいろな楽しみ方ができる万年筆。だからこそ、大人のたしなみといわれるのかもしれませんね。

あなたもお気に入りの一本を見つけて、「書く」ことを楽しんでみませんか?