自慢の妹が結婚するときのウエディングドレス資金 S.M.さん(40代男性)
「Wallet+(ウォレットプラス)」ユーザーの皆様から「目的預金」のご利用体験や預金に込めた想い・ストーリーを募集しました。
あなたは何のためにお金を貯めていますか? みなさまからたくさん頂いたストーリーを少しずつご紹介します! さて、今回のお話は?
妹のドレスのために貯めた100万円が・・・
「妹が結婚するときにのウエディングドレスは私が買おう」と昔から決め、そのためのお金も貯めていました。
昔は派遣の仕事をしており、すぐに100万円が貯まりました。ドレス代として預金額が7桁を割らないように意識していたのですが、予期せず体を壊して仕事を続けられなくなったのです。
医療費などで貯蓄を切り崩さざるをえずについにゼロに・・・。今もまだ病院へ通う身で医療費が必要ですが、外で働けずに自宅で家のことなどを手伝っています。
でも、妹のドレスのことは心残りなんです。本当に出来のいい、自慢の妹だから。
努力を続ける妹に“何か”してあげたい
私は高校卒業後は定職につかずに派遣やアルバイトを続けてきたフリーター。それに比べて妹は向上心が旺盛な、努力できる人。身近で一番尊敬している存在なんです。
妹は大学では英語を専攻し、就職氷河期という不遇の時代にあたって苦労しました。やっと大手メーカーの契約社員に就いたものの、契約ではいくら仕事ができても年下の正社員より扱いは下。
それでも腐らずに得意の英語を活かして国際物流部で7年間頑張り続けて結果を残し、昨年晴れて正社員に昇格したんです!
その努力を見てきた私は少しでもお祝いしたくて、肉好きの妹のために、家事手伝いの間に地道に貯めたお金でスーパーで一番高い牛肉を買ったんです。喜んでくれました。笑顔の彼女を見て、私もうれしかった。
妹は今もTOEICを受け続けているのですが、今年9月に915点とったときも肉を買ってあげました(笑)。
ささやかでもお祝いできたことが自信になった
妹には幸せな結婚をしてほしい。今まで兄貴らしいことをできなかったから、昔から決めていたウエディングドレスは私がなんとかしたいんです。ドレスの購入が無理なら、せめてレンタル代くらい・・・。
そう考えると、少しずつでも社会復帰しようという気持ちが強まりました。健康づくりに励み、アルバイトでもパートでもいいから仕事を探そうと準備をしています。貯蓄を切り崩して闘病するという体験の中で、人それぞれのお金に対する感覚はその人の人生を映す鏡だと感じました。
ステーキなんて他人にとっては小さなお祝いかもしれない。でも、ささやかながら妹に何かできたことは、自己満足といえばそれまでだけど、勝手に自信につなげています。
仕事探しはこれからなので、実際に目的預金を始めるのはもう少し先ですね。かつての預金は崩しましたが「妹にウエディングドレスを」という気持ちは崩れていないし、目標がぶれることもありません。
余談ですが、私も40歳を過ぎて特定健診の知らせが届くようになると、“万が一”の時のことを考えるようにもなりました。目的預金の相続人は迷わず妹!です。
目標額はまずは10万円。もちろん、もっともっと貯めていきたいと思っています。
☆さあ、皆さんもWallet+で目的預金を始めてみませんか?
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